岩城滉一、26年ぶり映画主演で新境地『ラストターン』井上和彦のナレーション予告編解禁

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2024年02月08日 08:00  ORICON NEWS

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岩城滉一主演、映画『ラストターン 福山健二71歳、二度目の青春』(5月10日公開)(C)2023『ラストターン』製作委員会
 俳優の岩城滉一が、1997年に公開した『なにわ忠臣蔵』以来、約26年ぶりに映画で主演を務めた『ラストターン 福山健二71歳、二度目の青春』が5月10日より公開されることが決定した(配給:イオンエンターテイメント)。これまで年齢を感じさせないワイルドなイメージが強かった岩城が、ごく普通に暮らし、定年を向かえた71歳の主人公・福山健二役で新境地をひらく。

【動画】映画『ラストターン』予告編

 今や人生100年時代と言われ、定年退職後・子育て後の人生が昔と比べて格段に長くなった現代。認知症だった愛妻を看取り、刻々と近づく人生の最期を意識し始めた71歳の主人公が、一歩を踏み出してさまざまな人と交流し、新たな挑戦をはじめ、自分の第二の青春を送ろうとする、オリジナル脚本の希望の物語。

 共演には、岩城演じる健二を置いて亡くなってしまう愛妻・福山佳代役に宮崎美子、健二が通う水泳教室の講師・岸本香里役に高月彩良、健二をいろいろなところに引っ張っていく、社交的な友人・橋本勉役に田山涼成。ほか、淵上泰史、西尾まり、三浦誠己、貫地谷しほりらが出演する。

 監督・脚本を務めた久万真路監督は、数多くの監督の下で助監督を経て、映画『うちの執事が言うことには』(2019年)で長編映画監督デビュー。Netflixシリーズ『火花』(7・8話)や、テレビドラマ『ワカコ酒』(テレビ東京)等を手がけている。

 毎晩、亡くした愛妻・佳代(宮崎)に語りかけるように、その日起きた出来事を日記に綴る71歳の福山健二(岩城)。定年を向かえ、趣味なし、友人もなしというひとり空虚な日々をおくる中、「何かあってからじゃ困るから」と自宅に見守りカメラをつけてくれた息子夫婦とも気持ちがすれ違ってしまう。

 刻々と近づく人生の最期を意識し始めた健二の目にふと入ってきたのは、シニア向けのコミュニティクラブ「健康長寿いきいきクラブ」のチラシ。最初は乗り気でない健二だったが、「これからはね、何でも手作りして健康に暮らしていきたいの」と味噌を手作りするなど明るく前向きだった生前の妻を思い出し、一歩踏み出してみることを決意する。

 踏み出した先で、陽気で社交的な友人・橋本勉(田山)と出会い、親交を深めていく健二。また、泳げないためずっと敬遠してきた水泳にもチャレンジすることにした健二は、水泳選手の夢破れて講師を続ける岸本香里(高月)と出会う。すぐにはうまくいかなくても、「これが最後のチャンスなんですよ!」とあきらめない健二の姿に、声優・井上和彦のナレーションが加わり、“人生はいつからでも輝ける”そんなメッセージが詰まった温かな予告映像となっている。


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