脚本家・岡田惠和氏、Netflixで初ドラマ「新人になったつもりで書きました」

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2024年02月08日 17:30  ORICON NEWS

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Netflixで初ドラマに挑戦した岡田惠和氏 (C)ORICON NewS inc.
 脚本家の岡田惠和氏が8日、都内で開催されたNetflixラインナップ発表イベント「Next on Netflix 2024」に登壇。初めて手がけた動画配信サービス「Netflix」のオリジナル作品『さよならのつづき』の脚本執筆の裏側を語った。

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 同作は、事故で恋人を失ったヒロインと、その恋人に命を救われた男が、運命に翻ろうされる切なくも美しい奇跡を描いたラブストーリー。恋人の雄介をプロポーズされたその日に交通事故で亡くし、悲しみに打ちひしがれるさえ子を有村架純、雄介の心臓を提供された相手・成瀬を坂口健太郎が演じる。

 今回の脚本づくりは、一気に書いて終わりではなく、ほぼ書き終えた頃に第1話を書き直したり、美術スタッフのアイデアを受けて書き直したりなど、いまだかつてないプロセスになったという。

岡田氏は「僕が脚本家デビューした頃は海外を意識したことはなかったけれど、国内だけでなくより多くの人に観てもらえる場所で執筆するチャンスを現役のうちにもらえたことはめちゃくちゃうれしかった。これまで頑張ってきたけど、それをゼロベースにして取り組んでみました」と振り返った。

撮影は5ヶ月にわたり、北海道・小樽やニュージーランドなどでものロケを敢行。プロデューサーからバス事故のシーンのためにバスを3台購入(セット用、壊す用、実際に走らせる用)したエピソードなども披露された。

岡田氏は「俳優の方がこのシーンをやりたい、監督がこのシーンを撮りたいと思うようなせりふやシーンを書こうと思ってやって来ました。今回、ものすごく手応えがあって、新しいデビュー作だと思えるくらい。人を思う強さ、大切さ、美しさ、気持ちよさ、人を思う人を救う物語の力のあるドラマが出来上がったと思います。最後まで見ていただいて、嫌な気持ちにはならないと保証します。自信あります」とアピールしていた。


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