俳優の小芝風花が主演する映画『レディ加賀』が石川県先行公開を経て、9日より全国公開が始まった。同作は歴史風情が漂う加賀温泉郷を舞台に繰り広げられる、涙と笑いの“おもてなし”エンターテインメント。そんな本編より、女将をめざして奮闘する「女将ゼミナール」の修行シーンが公開された。
【動画】映画『レディ加賀』女将修行シーン 主人公の樋口由香(小芝)は、加賀温泉にある老舗旅館「ひぐち」の一人娘。小学校の時に見たタップダンスに魅了され、上京してタップダンサーを目指したものの現実はうまくはいかず、夢をあきらめて実家に戻って女将修行を始めることに。
しかし、女将である母親からも期待されず、半ば意地になり「女将ゼミナール」の門をたたく。そんな由香の同期「女将ゼミナール」のメンバーは、元キャバ嬢でサービス業のプロをめざして女将になろうとする者や、恋人が旅館の跡取りで結婚を認めてもらうため女将修行にはげむフランス人など、個性豊かな者ばかり。
そんな新米女将は、制限時間5分の着物の早着替えや、おもてなしの心を込めた挨拶など、女将としての心構えを叩き込まれるのだが…。何事もすぐにあきらめてしまう由香は「私には出来ない。無理…」と逃げ出してしまう。今回、解禁されたシーンでは、そんな由香の奮闘と葛藤、そして厳しい女将修行の一端が垣間見える。
厳しい修行に一度は逃げ出してしまう由香。そんな挫折やトラブルを乗り越え、仲間と奮闘しながら前進していく姿を描く。
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