小芝風花、オール石川ロケの映画舞台あいさつで被災地へ思い「この作品を通じて恩返しできたら」 配給収入の5%は義援金に

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2024年02月10日 13:54  ORICON NEWS

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(左から)眉村ちあき、小芝風花、森崎ウィン、雑賀俊朗監督 (C)ORICON NewS inc.
 俳優の小芝風花(26)、雑賀俊朗監督が10日、都内で行われた映画『レディ加賀』公開記念舞台あいさつに登壇した。

【写真】スタイル抜群!カラフルなワンピース姿の小芝風花

 約10年前に石川県南部に位置する「加賀温泉」を盛り上げるために結成された旅館の女将たちによるプロモーションチーム「レディー・カガ」から着想を得て企画された映画。元日に発生した「令和6年能登半島地震」を受け、配給収入の5%を義援金として石川県に届けることも発表されている。

 2日から石川県内先行公開されていたが、9日からは全国で公開となった。小芝は「撮影をしていたのが1年半ぐらい前。やっと全国の皆さんに、お届けできるのがうれしいです」と笑顔を見せた。加賀の温泉街で繰り広げられる、町おこし和風タップダンスムービー。小芝は主人公の樋口由香を演じた。

 雑賀監督は「この映画は石川県で撮影をしまして石川県の方に大変、お世話になってできました。それも含めて、この作品の配給収入の一部を義援金として一部を恩返しとして、お届けしたい。なので、面白い、気に入った方は拡散していただきたい」と呼びかける。「見終わった後に『元気になる』という言葉を皆様からいただいている。年明けから明るくないニュースがたくさんあった中で全国の皆様に元気をお届けしたい」と封切りを迎えた本作への思いを語った。

 小芝も「この作品はオール石川でロケをしております。ロケ地もステキな場所が多くて、石川の魅力がたくさん詰まっています」と明かす。「地元の方にもエキストラで、ご協力いただいた。炎天下の大変な撮影でも、ずっと笑顔で参加してくださった。石川県の方の人柄にも救われた。この作品を通じて恩返しできたら」と石川県への思いを口にしていた。

 主人公は、加賀温泉にある老舗旅館「ひぐち」の一人娘・樋口由香。小学校の時に見たタップダンスに魅了され、上京してタップダンサーを目指したものの現実はうまくはいかず、夢をあきらめて実家に戻って女将修行を始めることに。何をやっても不器用な由香は女将修行に苦戦するものの、持ち前の明るさとガッツで奮闘する。そんな中、加賀温泉を盛り上げるためのプロジェクトが発足し、由香は新米女将たちを集めてタップダンスのイベントを開催することになるというストーリー。

 舞台あいさつには、森崎ウィン、眉村ちあきも参加した。
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