大沢たかお、英語のせりふに苦戦!?「日本語でのお芝居の何十倍も難しい」

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2024年02月11日 09:00  ORICON NEWS

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アメリカ兵と話す海江田(大沢たかお)=Amazon Originalドラマ『沈黙の艦隊 シーズン1 〜東京湾大海戦〜』Prime Videoにて世界独占配信中
 動画配信サービス「Prime Video」で配信がスタートした、Amazon Originalドラマ『沈黙の艦隊 シーズン1 〜東京湾大海戦〜』(1〜6話配信中、16日より7〜8話)。1988〜96年に「モーニング」(講談社)で連載された、かわぐちかいじ氏の同名漫画を原作に、昨年公開された映画『沈黙の艦隊』で描かれた“序章”とも言える物語に加え、その後の東京湾に戦いの舞台を移し日本だけでなく世界を巻き込んでいく衝撃のクライマックスまで描いた“完全版”ドラマとなる。

【動画】『沈黙の艦隊 シーズン1 〜東京湾大海戦〜』インタビュー映像

 日米政府が秘密裏に開発していた原子力潜水艦<シーバット>に核ミサイルを積んだまま突如逃亡し、全世界に独立戦闘国家「やまと」を宣言した主人公・海江田四郎を演じるのは、俳優の大沢たかお。劇中で、海江田はシーバットに同乗していた米海軍のライアン大佐を人質に取り、不気味な微笑みを浮かべながら英語で話しかけるシーンがある。

 大沢はこれまで、映画『風に立つライオン』や英国で上演された舞台『王様と私』で英語の演技を披露してきた。流ちょうな英語力を持つ大沢だが、「世界配信される時は吹替声優がいると思って、英語のせりふを話すことについてはあまり気にしてなかったのですが、やっぱりすごく難しいですよね。英語のせりふは過去にもやっていますが、得意ではないんです」と、明かす。

 謙遜にも聞こえるが、「30年以上お芝居をしてきているけれど、日本語で一言しゃべるだけでも難しいのに英語はその何十倍も難しいです。日常的に使っているわけではないですし、すごく難易度が高い」と、ストイックな一面をのぞかせる。

 本作の海江田という何をするか分からないミステリアスなキャラクターを表現するにあたり、撮影現場では日々、どういう演技をすれば、観客が“驚くか”ということを考えていたという。

 「演じている時はとにかく必死です。でもこのドラマを見た時にびっくりしてほしくて、観客の皆さんにとってどういう演技をすることが一番良いのかということを常に悩んで演じました。撮影の数日前から海江田の演技のイメージをずっと悩んで考えていて、イメージがありすぎてどうしようかなと監督に相談し、本番でようやく“こういう演技をしてみよう”と決めて演じることの繰り返しです。そうやって大変だった分、本当に誰も見たことがないものが詰まった作品になったと思います」と、試行錯誤した撮影時を振り返っている。
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