松丸亮吾、謎解きのルーツは「プラレール」 65年間変わらない規格に感謝「いつか自分の子どもと遊ぶのが夢」

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2024年02月13日 12:00  ORICON NEWS

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『プラレール65周年記者発表会』に登場した松丸亮吾 (C)ORICON NewS inc.
 タレントの松丸亮吾が13日、都内で開催された『プラレール65周年記者発表会』に出席し、鉄道玩具「プラレール」への愛を爆発させた。

【写真】新商品「連結!E8系つばさ&トミカアーチ踏切セット」

 タカラトミーはこの日、1959年に誕生した「プラレール」の65周年プロジェクトを始動させると発表。記念企画や新商品の展開、新たなコラボレーションなどを展開すると伝え、松丸をプロジェクトアンバサダーに任命した。

 幼少期にプラレールで遊んでいたという松丸。「僕は男4人兄弟なんですけど、全員で遊んでいました。全員分のレールをバケツに入れてまとめていたんですけど、そのバケツが2個、3個とどんどん増えて行って…。家中がレールで埋まるくらい夢中になっていた遊んでいました」とうれしそうに伝えた。

 兄弟でプラレールで遊んでいた当時は、「4人で作っていたと言うと、さぞすごいものを作っていたんだろうと思われるでしょうけど、実際は“破壊と創造”でした」と言い、「お兄ちゃんが作ったものを『違う!』って言って勝手に変えてしまったり…(笑)」と振り返った。

 その中で「『お兄ちゃんが作ったものは違う!だったらこうした方がいい』という風に、気づいたらディスカッションもしていたし、そこで協調性も培ったんだと思う」とし、「ほかにも、物事を組み立てる想像力や立体をイメージするセンスが鍛えられるのが魅力ですね」と語る。

 続けて「作り方にも性格が出る。一番上のお兄ちゃんはわりと几帳面で、使う分だけレールを出して、使わなかったらしまっていたんですが、僕ははじめに全部のバケツを引っくり返してから始めるので、よく親から怒られていました」としみじみ。「それは今も変わっていなくて、謎解きを考えるときも思いついたことをまずは紙に書き出して、部屋中に散らばった紙を見ながらストーリーを組み立てていったりするんです」と明かした。

 謎解きクリエイターとしての活動にもプラレールが大きく影響していると言い、「例えば電車がどうやって駅に戻ってくるのかというルートを考え続けてきたわけで、ストーリーの構成はもちろん、読み手のミスリードを誘う考えるときにもそういった考え方が役立っていると思う」と語った。

 イベントではこのほか、新商品の「連結!E8系つばさ&トミカアーチ踏切セット」を使った巨大ジオラマのアンベールにも参加。ジオラマの全貌が見えた瞬間、「すげー!これどこから作ったんですか!?」と目を輝かせた。そして車両のスイッチを入れる大役を担当することになり、「プラレールを動かすときに緊張したのは初めてです」と笑いながら、「出発進行!」と元気よく合図した。

 プラレールの規格は65年経った現在でも変わっておらず、当時のレールと最新のレールをつなげて遊ぶことができる。松丸は最後に「自分が遊んでいたプラレールもずっと残しているんです。それを使って、いつか自分の子どもと遊ぶのが夢です」と笑顔を見せた。

 「プラレール」の原型は、金属の玩具が主流であった1959年に、当時の最新素材であったプラスチックの玩具として発売された「プラスチック汽車・レールセット」。象徴的な青いレールは、当時家族が団らんのときをすごした「ちゃぶ台」の上で遊べるサイズ(※曲線レールを8つつなげてできる円の直径が47センチ)で設計された。1992年には「きかんしゃトーマス」シリーズが仲間入りし、2015年には新幹線車両からロボットに変形する「シンカリオン」が登場するなど、さまざまなメディアミックスも展開。日本でこれまでに発売された商品の種類は累計約1962種類、商品数は1億8698万個以上となる。
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