『ゴジラ-1.0』山崎貴監督も出席したアカデミー賞ランチ会で猫かわいがりされる“犬”が話題 ライアン・ゴズリングもメロメロに

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2024年02月14日 07:00  ORICON NEWS

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『落下の解剖学』(2月23日公開)に登場する犬のスヌープを演じたボーダーコリー犬のメッシ
 現地時間3月10日に96回目の授賞式を控える米国の「アカデミー賞」。その候補者たちが招待され交流する、毎年恒例の“ランチ会”が、米ロサンゼルスで現地時間12日に開かれ、日本から『ゴジラ-1.0』の山崎貴監督らも参加。ハリウッドのセレブがそろう中、この日の「主役だったのでは?」と注目を集めたのは、お行儀の良いワンちゃん。ライアン・ゴズリング(『バービー』で助演男優賞ノミネート)がメロメロになっている動画や「猫かわいがりされている」様子をとらえた写真がSNSに多数アップされている。

【動画&画像】SNSにアップされたメッシくんにメロメロのライアン・ゴズリングの動画や写真

 話題のワンちゃんもアカデミー賞でノミネートされている作品の出演者。作品賞、監督賞(ジュスティーヌ・トリエ)、脚本賞(ジュスティーヌ・トリエ、アルチュール・アラリ)、主演女優賞(ザンドラ・ヒュラー)、編集賞の5部門にノミネートされている『落下の解剖学(英題:Anatomy of a Fall)』に登場する犬のスヌープを演じたボーダーコリー犬のメッシだ。

 昨年5月の「第76回カンヌ国際映画祭」では、パルムドール(最高賞)を受賞しただけでなく、優れた演技を披露した犬に送られる栄誉あるパルム・ドッグ賞をメッシが受賞している。

 『落下の解剖学』は、人里離れた雪山の山荘で、男が転落死したことから始まるヒューマンサスペンス。事故と思われたが、次第にベストセラー作家である妻サンドラ(ザンドラ・ヒュラー)に殺人容疑が向けられる。現場に居合わせたのは、視覚障がいのある11歳の息子だけ。事件の真相を追っていく中で、夫婦の秘密やうそが暴露され、登場人物の数だけ〈真実〉が現れる。カンヌ国際映画祭で審査員長を務めたリューベン・オストルンド監督から「強烈な体験だった」と破格の称賛を得た注目作だ。今年1月の「第81回ゴールデン・グローブ賞」では脚本賞、非英語作品賞を獲得した。

 同作でメッシくんは、視覚障がいを持つこどもに寄り添う介助犬であると同時に、そこで起こる人間のいさかい、欲望、嫉妬などあらゆる感情の全てを見通しているような、不思議な存在感を放つ。

 トリエ監督も「犬を目で追ってしまうでしょ。彼は間違いなく、この映画の主要なキャラクターよ」と断言しており、「最初の段階で、犬がこの映画の柱になるとわかっていた。メッシと一緒に仕事をするのは面白かったわ。撮影は簡単ではなく、メッシのリズムやペースに合わせて撮影をする必要がある。トレーナーのローハン・マルタンと仕事ができたのが幸運だった。撮影には何時間もかかったけど、彼女のおかげで、とてもくつろいだ雰囲気で撮影することができたの」とメッシくんの演技力と仕上がりに自信をのぞかせている。

 映画『落下の解剖学』は今月23日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国で順次公開される。

(C)2023 L.F.P. - Les Films Pelleas / Les Films de Pierre / France 2 Cinema / Auvergne‐Rhone‐Alpes Cinema


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  • 申し訳ないが、これを「可愛い!」なんて騒いでる人達が、本当は動物を理解していないんだと思う。TPOを分かってないこの俳優も同じ。 ← 俺、犬アレルギー
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