八代亜紀さんお別れの会はコンサート形式　3・26片柳アリーナで　音楽業界を志す学生が制作参加

　「雨の慕情」「舟唄」などのヒット曲で知られ、昨年12月30日に惜しまれつつ亡くなった歌手の八代亜紀さん（享年73）のお別れ会『八代亜紀 お別れの会 〜ありがとう・・・これからも〜』が、3月26日に東京・蒲田の片柳アリーナで行われることが決定した。

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　生前、ステージ復帰を熱望していた八代さんの想いを実現するため、お別れの会はコンサート形式で執り行われる。午後5時開演で、上演時間は約90分予定となっている。

　会場の片柳アリーナは、日本工学院専門学校が保有する多目的施設。同校の学生と共に、八代さんのコンサートを開催することを検討していた会場だったという。お別れ会の制作・運営には、音楽業界を志す同校の学生有志も参加する。

　会場には祭壇と献花台、展示スペースも設けられる。また、八代さんの遺志を継承し、会場に設けられるグッズ販売の収益の一部は、能登半島地震をはじめとする震災の被災地・動物保護団体・児童養護施設へ寄付される。

　主催者は「八代亜紀の歌と絵画作品へ、皆様からの沢山の『ありがとう』を届けていただけますようお願い申し上げます。なお、当日はどうぞ平服でご参列くださいますよう宜しくお願い申し上げます」と呼びかけている。

　なお、入場料は無料ながらチケットが必要。席に限りがあるため抽選制となり、申し込みは、きょう14日午前11時〜2月29日午後11時59分までキョードー東京で受け付ける。