2023年邦画興収ベスト10の中で好きな作品、『名探偵コナン』を抑えて1位のアニメ映画は?

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2024年02月16日 17:41  サイゾーウーマン

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サイゾーウーマン

 数多くの話題作が公開された2023年の映画界。文化通信社の発表によると、2022年12月3日から公開された『THE FIRST SLAM DUNK』は、約9カ月ものロングラン上映で国内興行収入157億円を突破し、23年の興行収入ランキングで1位、歴代ランキングでも13位という記録を打ち立てました。

 また、23年の興行収入ランキングトップ10には、テレビアニメ『名探偵コナン』(日本テレビ系)シリーズの劇場版最新作『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』や、宮崎駿監督の10年ぶりの最新映画『君たちはどう生きるか』など、ビッグタイトルも多く並んでいます。

 そこで今回は、「2023年邦画興収ベスト10の中で一番好きな作品は?」をアンケート調査しました。回答の選択肢は下記の10作品。これらから1作品を選び、回答してもらいました。(実施期間:2023年12月28日〜2024年1月8日、回答数:21)

・『THE FIRST SLAM DUNK』
・『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』
・『君たちはどう生きるか』
・『キングダム 運命の炎』
・『ミステリと言う勿れ』
・『ゴジラ-1.0』
・『劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室』
・『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』
・『「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』
・『劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD』

※選択肢は、文化通信社が発表した2023年邦画興行収入の上位10作品

1位:『THE FIRST SLAM DUNK』 48%

 第1位に輝いたのは、2023年の興行収入ランキングでも首位に立った『THE FIRST SLAM DUNK』。90年代に放送されていたテレビシリーズの印象が強い人も多く、映画公開直前に声優交代が発表された際は批判の声が続出。前売り券発売後の発表だったことも、炎上した要因のひとつとなりました。

 しかし、蓋を開けてみると公開2日間で動員数84.7万人、興行収入12.9億円を突破。往年のファンだけでなく初めて作品に触れる若い層からも支持を集め、公開67日目には興収100億円を突破。中国や韓国、フランスなど海外でも評価が高く、全世界で『THE FIRST SLAM DUNK』旋風が巻き起こることに。

 また、さまざまな種類の“入場者特典”が配布されたため、すべてを集めようと何度も劇場に足を運ぶ人が続出したことも、ロングランヒットを飛ばした理由のとして挙げられるでしょう。今年1月23日には、全国47都道府県の劇場で1日限りの復活上映を果たしています。

 第2位は、『名探偵コナン黒鉄の魚影(サブマリン)』(23年4月14日公開)。劇場版第26作目となる本作は、謎に包まれた「黒の組織」、そしてコナンと同じく薬によって子どもの姿になった灰原哀を中心とした物語が展開。

 今まで明かされることのなかった灰原の秘めた思いなど、たくさんの見どころにファンは大満足したようで、興行収入は136億円を突破。23年の邦画興収ランキングでも2位となりました。主題歌を「スピッツ」が担当したことで興味を持った人もいるのではないでしょうか。

『名探偵コナン』の劇場版は毎年大ヒットを記録していますが、今作は歴代26作品の中でも興行収入第1位を記録。今年4月に公開を控える最新作『100万ドルの五稜星』では、人気キャラクター・怪盗キッドの“秘密”が明らかになるということで、『黒鉄の魚影』の記録を超えることができるのか、期待がかかります。

3位:『ゴジラ-1.0』 10%

 昨年11月3日より公開され、現在も全国の劇場で公開中の『ゴジラ-1.0』が3位という結果に。『ゴジラ』70周年記念作品として作られた本作は、2月12日までの102日間で観客動員381万人、興行収入58.5億円を突破。北米の実写外国映画興行収入ランキングでは歴代第3位を記録するなど、海外でも大ヒットしています。

 終戦すぐ、焦土と化した日本を舞台にした『ゴジラ-1.0』。疲弊した人間に容赦なく襲いかかるゴジラの姿は、見ている人に大きな絶望を抱かせました。ゴジラに対抗するのが政府や軍隊ではなく「民間人」たちというのも、感情移入に一役買ったのではないでしょうか。

 なお、前作『シン・ゴジラ』(16年7月29日公開)の最終興収は82.5億円。『ゴジラ-1.0』がその記録を抜くことはできるのか注目だ。

4位以下のランキングと、コメント全文はこちら!

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