社長の顔を「肉まん」、柴犬を「トースト」と誤認識　食生活記録アプリが謝罪もツッコミの声　「おもろい」「声出して笑った」

　AIを活用した食生活記録・改善アプリ「あすけん」の運営事務局は、同アプリで食事以外の写真を食事と判定してしまう事案が発生しているとして、2月16日に公式X（Twitter）で謝罪。「社長様のお顔が『肉まん 192kcal』と認識されてしまう事象」などと、具体的な失態に言及する謝罪文が、「あまり見ないタイプの謝罪文」「めちゃくちゃワロタ」と注目を集めています。

【画像】肉まんと誤認識された社長の顔

●飼い犬の柴犬をトースト、社長の顔を肉まんと誤認識

　X上では2024年1月以降、同アプリの画像解析機能を巡り、飼い犬の柴犬が「トースト（6枚切り） 148kcal」と判定されたという投稿や、社長の顔が「肉まん 192kcal」と判定されたという投稿が大きく拡散。いずれも利用者およびフォロワーからは笑顔で受け入れられ、「なぜ6枚切と判断したのかｗ」「こんな肉まん無いしwww」などツッコミの声が寄せられていました。

　あすけんの運営事務局はこのような状況を受け、社長の顔が誤判定されたというWebライターでブロガーのARuFaさんの投稿を引用リツイートし、謝罪文を投稿。「この度は、弊社の食事記録アプリ『あすけん』の画像解析機能について、食事以外の写真を食事判定してしまう事案が発生し、X（旧Twitter）を中心にお騒がせしております」とコメントしました。

　画像解析機能は本来、写真から食事のメニューを判別して記録し、食事記録を簡易にするための機能と説明しつつも、「直近では可愛い柴犬ちゃんが 『トースト（6枚切り）148kcal』、社長様のお顔が『肉まん 192kcal』と認識されてしまう事象を確認しております」と具体的な失態に言及し、「弊社の不徳の致すところです」と反省の意を示しています。

　利用者に対しては、「以前よりユーザーの皆さまからも画像解析機能についてご意見を複数頂戴しており、現在、 精度を改善できるようあすけんスタッフ一同努めております。皆さまがより食事を記録しやすくなり、健康に過ごせるよう精進してまいります。引き続き『あすけん』をどうぞよろしくお願いいたします」と述べました。

　X上では謝罪文に対して、「ある意味おもろいけどw」「真面目に謝罪しててウケたww」「たまに間違えちゃうくらいがかわいい」「お詫び文で声出して笑ったの初めてかも」など、再びツッコミの声が多数寄せられています。また、利用者らからは犬を「肉まん 192kcal」と判定されたり、リモコンを「チョコレート（粒） 22kcal」と判定されたりしたという同様の事例報告も見られました。