深澤辰哉“岸”、婚約解消を決意した奈緒“瞳”と対面し…「自分が起こすアクションをすごく大事に」

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2024年02月19日 08:11  TVerプラス

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奈緒と木梨憲武がW主演を務めるドラマ『春になったら』(カンテレ・フジテレビ系、毎週月曜22:00〜)の第6話が、2月19日に放送、及び民放公式テレビ配信サービス「TVer」で無料リアルタイム配信される。

本作は、3か月後に結婚する娘・椎名瞳(奈緒)と、3か月後にこの世を去る父親・雅彦(木梨)の笑って泣けるハートフル・ホームドラマ。現在TVerでは、第1話、奈緒と木梨のスペシャルインタビュー、ダイジェストなどが配信中。

先週放送された第5話で雅彦は、再び岸圭吾(深澤辰哉)と会い、葬儀会社に勤める岸に自分の葬式を仕切ってほしいと頼む。岸は、自分の余命をあっけらかんと話す雅彦の頼みに戸惑いを隠せず、瞳もまた、葬式のことなど想像したくないと怒りだし……。

第6話では、昔から瞳のことが好きで、大里美奈子(見上愛)からの好意に全く気が付かない岸が、瞳の様子に心を動かされる重要なシーンが放送される。瞳が川上一馬(濱田岳)との婚約解消を決意し、それを岸と美奈子に伝えたあと、驚いた岸が迷わず瞳の家に向かって……という場面。弱っている瞳と向き合うこれまでにはない場面に、岸を演じる深澤自身も悩み考え抜いたという。
  
<深澤辰哉 コメント>
――第6話放送に向けて。

岸が瞳の家を訪れるシーンは、岸的にもキーになってくるような場面だと思ったので、めちゃくちゃ考えながら、奈緒さんと監督さんとも話し合いながら撮影しました。自分自身あんなお芝居は今までやったことがなくて。表情やお芝居はもちろんですが、自分が起こすアクションをすごく大事にしました。岸は瞳のことが好きだし、でも親友でもあり、そしてカズマルくんという瞳の相手がいることも知っている中で、岸は泣いている瞳に触れていいのだろうか、と。その触るというアクションを起こせるものなのか、起こせないものなのかっていうのをすごく考えました。シーン的には瞳と岸しかいないけど、その奥にある瞳との関係性、カズマルくんとの関係性、美奈子との関係性をすごく意識しながらお芝居をしました。

――今後の岸の見どころ。

先週の5話でカズマルくんと対じするシーンがあって、今日放送の6話で瞳とのシーンがあって、きっとその2つのシーンによって、岸の中でも、今までとは違う感情というか、新たな1歩を踏み出さなきゃいけないっていう感情になっていると思うので、この感情を7、8、9、10、11話と、どこに向かって行くのかを楽しみにしていただけたらと思います。岸は気持ちよく送りだせるのか、それともちょっと後悔が残ったままなのか、これからも考えながらお芝居していきたいなと思います。演じていて、岸くんは優しすぎるなと思うので、それをどこまで優しい表現をするのか。5話でカズマルくんに怒りましたが、怒る時はあの怒り方なのかなとかすごく考えましたし、優しい子だからこそ、自分がちょっと演じ方を間違えるだけで違う見え方になってしまうかなとは思うので、そこを大事にこれからも撮影に臨みたいです。

<第6話あらすじ>
「私はかず君とは結婚しない!」――自分たち父娘のせいで川上一馬(濱田)が芸人をやめ、それに反発した龍之介(石塚陸翔)が家出する事態に責任を感じた椎名瞳(奈緒)は、一馬との結婚をやめると宣言。一馬はショックを受けるが、瞳の胸中を察して了承する。同じ頃、人生ノートを書き終えた雅彦(木梨)は、一度は受け入れたはずの死を前に、やはり瞳と別れるのが寂しいと阿波野弘(光石研)に本音をこぼす。そして、脳裏にはある考えが……。

一方で、日に日に症状が悪化していることから、これ以上は隠し通せないと、中井義広(矢柴俊博)と加賀谷吾郎(葵揚)に自分が末期の膵臓がんであることを告白。治療は受けないという雅彦の強い覚悟に、2人は言葉を失う。一馬との婚約を解消し、これで心おきなく雅彦のことに専念できると思っていた瞳だったが、助産院での仕事が忙しくても、夜勤明けで体が疲れていても、心はどこか落ち着かず、眠りにつくことができない。雅彦もまた、瞳と一馬の結婚が破談になったと聞いても手放しで喜ぶ気にはなれず、もやもやした気持ちを抱えたまま日増しに強くなる痛みと闘っていた。

そんななか、瞳から結婚をやめたと報告を受けた岸圭吾(深澤)が、突然、椎名家を訪ねてくる。瞳を心配して元気づけようとする岸の優しさに触れ、自らを奮い立たせていつも通り助産院へ向かうが……。
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