3万円弱のグラフィックス強化APU「Ryzen 5 8500G」や白いロープロのGeForce RTX 3050搭載カードがショップに並ぶ

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2024年02月19日 15:21  ITmedia PC USER

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パソコンSHOPアークに入荷した「Ryzen 5 8500G」

 2月9日、複数のショップにAMDのAPU「Ryzen 5 8500G」が入荷していた。価格は3万円弱だ(税込み、以下同様)。


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 2月2日に登場した「Ryzen 7 8700G」「Ryzen 5 8600G」と同じRyzen 8000Gシリーズの下位に属し、グラフィックスにはRadeon 740Mを採用している。CPUコアは2基のZen4と4基のZen4cで構成されており、あわせて12スレッドの処理ができる。Ryzen AIは非搭載だ。


●強力な内蔵グラフィックスか、安価なグラフィックスカードか


 「そこまでグラフィックス性能を求めないゲームなら十分に遊べて3万円と、お得な構成ですね」(某店)など、ショップでの評価はまずまず高い。ただ、ユーザーからの反響は「まだ待ち」という声が多く聞かれた。


 あるショップは「低めの予算であっても『できればグラフィックスカードを挿したい』と考える人が増えているのが背景にあるかもしれません。最近はグラフィックスカードをパーツの主役と捉える人も少なくないですから」と話していた。


 メモリ容量を6GBに抑えたGeForce RTX 3050搭載カードが全体的に人気なのも、「低予算でもグラフィックスカードを」というニーズが追い風になっているのかもしれない。


 先週、GALAKURO GAMINGから登場した「GK-RTX3050-E6GB/WHITE/LP」も好調だ。白い基板とクーラーを採用し、ロープロファイル対応する。価格は3万2000円前後となる。


 ドスパラ秋葉原本店は「ロープロ対応ながら、HDMI端子を2基備えるなど、気の利いた構成になっています。白基調というところもやはり好評ですね」と声を弾ませていた。


●約8000円のピラーレスケース「CX200M RGB ELITE」が登場


 PCケースでは、AntecからmicroATXサイズの「CX200M RGB ELITE」が登場している。ブラックとホワイトがあり、価格はともに約8000円となる。


 サイズが約210(幅)×350(奥行き)×392(高さ)mmとコンパクトで、強化ガラスを採用した前面と左側面の間をピラーレス構造としているのが特徴だ。天面や背面、PSUシュラウドに計5基のRGB 120mmファンを搭載しており、リアには120mm長までの水冷ラジエーターも組み込める。グラフィックスカードなどのカード長は最大330mmまで、CPUクーラー高は最大164mmまで、電源ユニット長は最大185mmまで対応する。


 入荷したTSUKUMO eX.は「水冷を導入しない構成であれば、かなり使い勝手のいいケースではないかと思います。何よりピラーレスでこのお値段は驚きですね。作りもしっかりしていますし、これは需要があると思います」とプッシュしていた。


●2万円切りでラピッドトリガー対応のゲーミングキーボードが話題に


 最近のキーボードは、キーの反応速度を高めたラピッドトリガー対応モデルに注目が集まっている。先週もDrunkDeerの75%キーボード「A75」と65%キーボード「A65」が登場して話題となっていた。


 価格は順に1万9000円弱と1万7000円強だ。共にブラックとホワイトがあり、価格は変わらない。


 入荷したパソコンSHOPアークは「コスパに優れたラピッドトリガー対応モデルということで人気がありますね。特に人気なのはA65です」と話していた。


 ラピッドトリガー対応モデルとしては、Waizowlからも60%モデル「Lightning 60」が売り出されている。価格は2万6000円前後だ。


 RAESHA磁気スイッチを採用しており、「キートップの肌触りもよく、ぜひ実機にふれてもらいたいです」(同店)という。


●PCIスロット付きのB760マザーがギガバイトからデビュー


 ギガバイトからは、複数の板モノが登場している。


 Intel系マザーボードでは、Intel Z790チップセット搭載のATXモデル「Z790 EAGLE AX」と、Intel B760搭載のmicroATXモデル「B760M D3H」が売り出された。価格は順に3万8000円弱と2万6000円弱だ。


 複数のショップで、特に注目を集めているのは「B760M D3H」だ。最新のCore(第14世代)プロセッサに対応し、ThunderboltコネクターやM.2ソケットを備えながら、PCIスロットやVGA出力、PS/2出力を備え、シリアル/パラレルコネクターも使えるレガシーフォローな仕様となっている。


 AMD系では、AMD B650チップセット採用のATXモデル「B650 EAGLE AX」が投入されている。こちらの価格は3万2000円弱となる。その他、GeForce RTX 4080 SUPER搭載の「GeForce RTX 4080 SUPER WINDFORCE V2 16G」(GV-N408SWF3V2-16GD)も18万9000円弱で複数のショップに並んでいた。


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