「親が芸能人じゃなきゃ…」篠原涼子&市村正親の長男に辛辣声、叩かれがちな2世の宿命

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2024年02月21日 11:00  週刊女性PRIME

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週刊女性PRIME

篠原涼子

《ビジュアル最強とか言われて逆に本人がかわいそう》
《出るのは簡単だけど残るには才能と努力が必要》
《親が芸能人じゃなければ話題にならない》

 市村正親・篠原涼子元夫婦の長男・市村優汰(15)の記事に対する数々のコメントだ。デビューしたての2世タレントは一挙手一投足がネットニュースになる。そのたびにコメント欄には辛辣な声も寄せられる事態になっているのだ。

「2世芸能人はまず存在そのものがニュースになります。本人がインスタグラムを投稿しただけでメディアも記事にする。人気にかかわらず“どんな顔か見たい”と思う人が多いのは事実で、閲覧数を稼げるからです。そのため、どうでもいいと思われる記事がたくさん出るという仕組み。本人に罪はないのですが読者からすれば“楽してデビューしてずるい”という感覚にもなる」(スポーツ紙記者、以下同)

2世タレントたちの現在地

 デビューと同時に、実力で納得させられる2世は少ない。

宇多田ヒカルさんのように有無を言わせぬ才能とともにデビューした場合を除き、ほとんどの2世芸能人は初めは受け入れられません。ただ、親がルックスで売っていない場合は受け入れられやすい。中野英雄さんの次男・仲野太賀さん奥田瑛二さん安藤和津さんの次女・安藤サクラさん柄本明さんの長男・柄本佑さん柄本時生さんなどがその流れですね。デビューと同時に騒がれたりしなかった分、地道に場数をこなし確かな実力を育んだということもあります」

 親とは分野が違うパターンもうまくいきやすい、と語るのは芸能ウォッチャーの相沢ここさん

例えば、THE BOOMの宮沢和史さんを父に持つ宮沢氷魚さんは俳優業で花開いた。ダウンタウンの浜田雅功さんの長男でハマ・オカモトさんはミュージシャンとして成功。指揮者の小澤征爾さんの長男・小澤征悦さんは俳優デビューし、叩かれることなく活躍中です。ジャンルが違うと親の力を借りているように見えないという側面はあると思います」

 とはいえ、木村拓哉・工藤静香の娘2人は親と分野が違うのにネットで批判されているが……。

彼女たちは下駄を履かされすぎているのでしょう。工藤静香さんが裏で動いているのが見え見えなのも好感度が上がらない理由のひとつ」(相沢さん、以下同)

足かせになるケースも

 好感度が高い親の2世がそのまま受け入れられるかというと、それはまた別だという。

例えば夫婦そろって好感度が高い仲村トオル・鷲尾いさ子さんの娘のミオさんはモデルデビューしましたが知名度はいまひとつ。三浦友和さん・山口百恵さんの三浦祐太朗、貴大さんもいまだに両親が有名すぎて……

 2世に生まれたことが足かせになっている場合も。

「その後売れた人たちは親が芸能人だという色眼鏡が逆に苦しかったでしょうね。今『ブギウギ』のヒロインを務める趣里さんは実力が評価されていたにもかかわらず、水谷豊さん・伊藤蘭さんの娘という世間からの目が邪魔をしてブレイクまでに10年以上かかってしまいました。

 明石家さんまさんと大竹しのぶさんの長女・IMALUさんも“こんな名前に生まれたくなかった”と歌っていましたが、今は親が有名じゃなかったら自分はデビューできていない、と受け入れているようです

 親の資産で一生安泰に暮らしていくか、自身の人生を切り開くかは結局、本人次第!?

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