新車VCARB 01は「昨年型と大きく変わっていない」と角田。量より質を重視しテストに取り組む/F1インタビュー

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2024年02月22日 22:20  AUTOSPORT web

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2024年F1バーレーンテスト1日目 角田裕毅(レーシング・ブルズ)
 2月8日にビザ・キャッシュアップRB F1チームの2024年型マシン『VCARB 01』が発表されてから約2週間。バーレーン・インターナショナル・サーキットで今年のプレシーズンテストが始まり、4年目のシーズンを迎えた角田裕毅もマシンに乗り込んだ。初日の走行後、角田はVCARB 01の印象やテストの感触などについて語った。

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──まずは新車の印象を教えてください。

角田裕毅(以下、角田):特に去年と大きく変わってはいません。SNSでは、僕がすごく変わったと言っているかのような部分が切り取られて拡散されていますが、そんなこと言っていないし、そんなに大きく期待しないでくださいっていう感じです。チーム名が変わったからといって、クルマがそんなに大きく変わるわけではないですから。というのも、僕たちは昨年の最終戦アブダビGPでアップデートを入れていて、それが本来は2024年の新車に入れる予定だったものだからです。だから、今回の新車は昨年の最終戦からそんなに大きく変わってはいません。ただ、悪くはなっていないのは確かです。

──かなりレッドブル化したように見えますが。

角田:それもレギュレーションの範囲のなかでやっていることで、全然そんなことはないです。空力は自分たちで開発しているので、その点ではレッドブルとまったく関係のない独立したチームです。

──フロントサスペンションがプルロッドになってどうですか。

角田:そこまで大きく変わっていないです。ステアリングの軽さくらいです。少し軽くなった感じです。

──昨年苦しんでいた、ハードブレーキングでのピッチングやターンイン時の安定性についてはいかがですか?

角田:昨年の最終戦アブダビGPの乗り始めよりはよくなっていますが、そこまで大きな変更はないです。

──初日の午前中はどんなプログラムで走っていたのですか。

角田:まずはデータを取って、あとはきちんと走ることができるようにセットアップしていきました。そのあと、消化しておきたいテストプログラムを行って、それから自分の好みのセットアップを煮詰めていきました。

──64周で初日のテストを終了しましたが感触はいかがでしたか?

角田:トラブルはなかったです。セッションの途中でコクピットを降りたのはセンサーを取り外すので、乗ったままだと邪魔になるから。トラブルではないです。周回数に関しては、今回のテストでは量より質が大切だと考えてテストを進めています。

──残り2日間に向けて?

角田:新車をさらに理解するために、いろんなセットアップを試したり、そのためにはテストプログラムを順調に消化していくことが大切になると思います。僕自身はとにかくクルマにアダプトしていくだけ。ステアリングだったり、まだ最大限活かしきれていないと思うので。あとはロングランでどれだけクオリティの高い走りができるかですね。
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