ランニング好きは刮目せよ、Onの「バカ売れ」シューズがもっと進化した

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2024年02月23日 08:11  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
スイスのスポーツブランドOn。凸凹した「CloudTec(クラウドテック)」ソールを搭載したランニングシューズで知られていますが、最近は街中で使うライフスタイルブランドとしてよく見かけます。



特に一昨年リリースした「Cloudmonste(クラウドモンスター)」(2万680円)は厚底シューズでありながら、ランニングだけでなく街履きで使う人も多いそうです。



「クラウドモンスターはパフォーマンスランニング、『走るシューズ』として誕生しましたが、快適さやデザインから普段使いのスニーカーとして愛用するユーザーさんも多く、ランニング用と街履き用の双方から支持され大ヒットしています」と同社でPRを務める前原さんは明かします。



そんなクラウドモンスターがアップデートし、2月22日より「Cloudmonster 2(クラウドモンスター 2)」(2万1,780円)としてリリースされました。


○完成度の高さ



Onの場合、新作が発売されると古いバージョンのモデルは通常引退。しかし、今回のクラウドモンスターは同社初の「1と2が並行して販売される」モデルとなります。



この異例の判断について前原さんはクラウドモンスターというシューズの完成度の高さにあると言うのです。


「クラウドモンスターはランニングから街履きまで、グローバルで現在も支持されるモデルです。そこでOnとしてはファッションアイテムとしての文脈ではクラウドモンスター1を提案し、より走りのパフォーマンスを高めたい方にクラウドモンスター2を紹介したいと判断しました」(前原さん)



ではクラウドモンスター2は何が違うのでしょうか。



前原さんは「より高いクッション性、より高い反発性」と断言。特に大きな違いはミッドソールの素材だと前原さんは言うのです。



「前足部と後ろの部分で2種類に分かれ、蹴り出し部分のクッションが向上し、前に進む力をより増やします」

今回は時間が無く試し履きできませんでしたが、「足を入れたらクッションの違い、前に進む力の向上を体感できると思います」と前原さんは太鼓判を押すのでした。



ここまで言われると、機会があれば是非履いてみたいですね!

○細かい部分もアップデート



あと細かい部分だと「Speedboard(スピードボード)」がクラウドモンスター1より軽量で反発性の高いナイロンミックス製のものに変わるとともに「見えなくなっています」。


ソール間にサンドイッチされている状態で従来と形状も異なり、クッション性と反発性が上がったそうですよ。



あと地味ですが大きな意味を持つ変更点として、アウトソール「クラウドテック」の凸凹に小石が挟まる問題も解消するため、溝も浅くなっています。



筆者も「石が挟まる」ことが少し気になっていたので、ありがたいです。

○ランニング好きも音楽好きも要注目



また本シューズの発売に合わせてOnではキャンペーンも実施。



科学的知見に基づき、「走る時にどんな音楽を聞くと、よりよく楽しく走れるか、より快適に走れるか」を分析し、ランナーのための楽曲をアーティストに依頼して制作してもらったそうです。



そして、3月1〜3日に日本橋兜町でポップアップスペース 「Energy Hub(エナジーハブ)」を展開し、そこで音楽の視聴から、ランニングやカルチャーをテーマにしたエキジビション、アスリートによる本格的なマラソンコーチングなどのオープンイベントを開催。



新モデルの試し履きもできるそうなので、これは良い機会ですね。(金井唯)
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