<余命半年の義母>「近場に変更しない?」歩み寄るも……不満げな夫「子どもかッ!」【第5話まんが】

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2024年02月23日 11:50  ママスタジアム

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【第1話】から読む。
前回からの続き。私は30歳のチハルです。夫のリョウマと結婚して双子の女の子(アカリ、マヒル)を授かりました。しかし義実家は「多胎妊娠は縁起が悪い」と信じていて、妊娠を伝えると「1人、堕ろすんでしょう?」とまで言われてしまいました。産まれてみれば義両親は双子をかわいがってくれましたが、私は到底許すことはできません。そんなとき病気がわかり余命半年と言われた義母。リョウマによると、義母は動けるうちに私たち一家と北海道旅行に行きたいと希望しているそうです。私は双子を連れての旅行がいかに非現実的なのかを話しますが、リョウマはその大変さを全くわかっていません。
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「ひとつも俺たちの気持ちに歩み寄ってくれないんだな……」その言葉、そっくりそのままリョウマに返したいです。けれど言い合いばかりしていても仕方がありません。「じゃあ百歩譲ってだよ? ここから近くの温泉宿じゃダメなの? 飛行機に乗って旅行するよりも、まだ現実的よ」
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子どもたちが泣きだしたので、私は話を打ち切りました。「この話は終了です! お義母さんに『双子を連れての温泉旅行はムリ』とお伝えください! 解散!」

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まぁ本音を言えば、義母の願いを叶えてあげたい気持ちと叶えてあげたくない気持ちが半々といったところ。双子を妊娠したときに言われたことを思い返すと、正直顔も見たくありません。けれど余命が残りわずかならできるだけのことをしてあげたいとも思うのです。言ってしまえば、あと少しの付き合いです。
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そして翌日の土曜日。子どもたちに授乳をして寝落ちしていると、義父から電話がかかってきました。「今日午後から母さんといっしょにそっちに顔を出してもいいかな? アカリとマヒルの顔が見たくてな!」
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ソファでスマホをいじったまま、リョウマは顔もあげずに「へー、そう」と返事をしました。昨夜からずっと不服そうな顔をしているのです。子どもじみた態度に呆れます。

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私との言い争いで「絶賛へそ曲げ中」のリョウマ。今日はどことなく育児にも消極的です。義両親が家にやってきても、ソファでゴロゴロしてスマホを見ているだけ。呆れてものも言えません。義両親は義両親で、せっかく寝たばかりのアカリやマヒルを抱き上げるし、余計なことばかりしてくれます。そして北海道旅行の手配をまさか私がすることになっているとは……。家事に育児に旅行の手配!? 私はリョウマに「双子を連れて北海道になんて行けない!」と言ったばかり。開いた口がふさがらないとはこのことです。

【第6話】へ続く。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・煮たまご 作画・猫田カヨ 編集・井伊テレ子

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