蕨野友也&伊藤祐輝&田口清隆監督、『ウルトラマンブレーザー』を愛したファンにメッセージ「これが入り口になれば」 劇場映画の見どころも

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2024年02月24日 09:30  ORICON NEWS

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『ウルトラマンブレーザー』の(左から)田口清隆監督、蕨野友也、伊藤祐輝 (C)ORICON NewS inc.
 テレ東系で20日に最終話「地球を抱くものたち」が放送された最新テレビシリーズ『ウルトラマンブレーザー』。2月23日には劇場映画『ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突』が公開となった。そんな『ウルトラマンブレーザー』のヒルマ ゲント役の蕨野友也、ナグラ テルアキ役の伊藤祐輝、田口清隆監督にORICON NEWSはインタビューを実施。最終回の感想や劇場映画の見どころを聞いた。

【動画】キャスト全員でウルトラマンブレーザー変身ポーズ披露!

■最終話に込めた思いを明かす 蕨野友也「感慨深い」

 『ウルトラマンブレーザー』は、地球からはるか遠くの天体「M421」からやってきた、揺るがぬ正義感を持つヒーロー ウルトラマンブレーザーが、地球防衛隊が設立した特殊怪獣対応分遣隊「SKaRD(スカード)」の隊長を務める主人公・ヒルマ ゲントの、人の命を救うために力を欲する強い心に共鳴して一体化。ウルトラマンに変身する隊長、そして隊員・上官らが織りなすハートフルなヒューマンドラマを、ウルトラマンシリーズならではの最新特撮技術を通して描くSF作品となる。

――『ウルトラマンブレーザー』最終話の最後のカットだった5ショットは感動的でした。
【蕨野】気づいたら終わってるだろうなと思いながらクランクインしたのは、今も覚えています。始まったら、終わるのが本当に早くて。その道中に、たくさんいろいろあったんです。SKaRDの隊員たちが、それぞれのテーマと向き合って、怪獣と向き合う。そこでしっかりと向き合ってきたからこそ、最終回で最後に5人並んで空を見上げるっていうのは、寂しいというよりか、ちょっと感慨深いというか…。本当にここまで走ってきたんだな、と。でも、あの怒涛の日々を本当に自分たちがやったのか、というぐらい、いつの間にか遠い過去のように感じてしまっているのも現状です。昨年7月8日が最初のオンエアで、たくさんの方たちからリアクションをいただきました。「これで本当にオンエアが始まったんだ」と思ったら、気づいたらもう最終回終わっちゃってて。僕たちは皆さまの心なのか、頭なのか、どこかの記憶の片隅に覚えてもらえることができたのだろうか、ということを寝る時に考えたりしています。

【伊藤】蕨野さんと同じように、無事に全てお届けできたっていう安心感と、やっぱり終わってしまうんだなという寂しい気持ちは素直にあります。やっぱりテルアキとしては「全員無事で帰還せよ」という、あの時に下された指令が本当に現実となって、地上でアースガロンをみんなで見上げられるっていうのは感慨深かったです。奇跡のような瞬間だったのと、SKaRDの5人はどんな試練も乗り越えられるんだというテルアキとしての自信と誇りみたいなものを感じていました。

【田口監督】僕の立場としては、みんなが合流する前からシリーズ構成を始めていましたし、特撮もあって、仕上げも、合成のカットも難航したし、本当にいろんなスタッフのみんなが、それぞれの力を振り絞って作ってくれたテレビシリーズと劇場版です。それだけに本当に完成した時は感慨深かったというか…。このプロジェクトがついに完結したんだと思いました。ただ、毎回、どのウルトラマンをやる時も「スピンオフやろうよ」ってよく言ってたんです。隊員たちはこれだけできあがってるんだし。場所さえあればすぐにできる。松竹梅、どんな現場になってもやれる自信があるんです。でも、なかなかやらせてもらえなかった中で、今回はついにスピンオフを、Blu-rayの特典映像だったり劇場版の特典ボイスドラマだったりでやらせてもらえた。「いくらでも行けるんだぞ、このSKaRDのみんなは」というのは声高に言っていこうと思います(笑)。「呼んでくれれば、SKaRDはいつでも駆けつけるぞ」と宣言しました。国を超えようが怪獣出てなかろうが、全然問題ないです(笑)。例えば2人が釣りに行く話だけでもいいし、誰かが里帰りする話とか、あとは非番が続いて「ちょっとたるんでるぞ!」みたいな話とか、いくらでもなんでもできる。

【伊藤】やっぱり釣りは行きたいですよね。

【蕨野】それもありだし、対処法講座もだけど、上司が「お前たち、全国でSKaRDが、こういう仕事してるんだよというキャンペーンをやってこい」っていうような展開で、俺ら5人が全国を回るという話でもできますよね。ちなみに、怪獣の対処法講座の台本って、ちゃんとしっかりした台本でしたから。あれだけのために作ったんじゃなくて、中身がすごいんですよ。「あー見ろ、怪獣だ」だけじゃないですよ!

――中は白ページじゃないんですね!
【蕨野】違う、違う!完成されているんです。全部書いてあるんですよ!

――以前のインタビューで、田口監督は最後の怪獣だったヴァラロンについて「お気に入り」とおっしゃっていました。腹カッターがある怪獣っていいですよね!
【田口監督】男の子の大好きを詰め込みました(笑)。クリアパーツの後ろで光っていたり、トゲトゲだったり、赤かったり。子どものころ買ってもらえなかった動く怪獣ロボットとか、頭の中に何体か抱えてる怪獣たちをまとめました。

【伊藤】僕、ヴァラロンのデザイン画を家に貼っていたんです。恐怖に慣れないように、緊張感を保つために。

【田口監督】ヴァラロンって基本的に悪意はないわけですよ。彼は彼の習性、あるいは生物としての習性で動いているだけでした。彼は宇宙全体で言うと、ただ虫が花から花に行ってるのと同じことをしてるだけの生物だけど、だからこそ人類と会っちゃいけない習性だったっていう。それだけだったりするっていうのを、生き物としてしっかり描きたいなって思いました。今回の新怪獣に対しては、なるべくみんなそうしようって言ってたんです。派手すぎないラスボスにすることで、いつどこに出てきてもいい怪獣にしようって思っています。ヴァラロンは、また良き時に使ってほしいです。

■最終話の感動的なシーン ついにゲントとブレーザーが“コミュニケーション”

――ついにゲントとウルトラマンブレーザーも明確にコミュニケーションを取れました。最初に脚本を読んだ感想を教えてください。
【蕨野】最初は見て見ぬふりをしたような気がします。圧倒的に倒せない相手がいて、融合させてくれない。そして、その理由はもう明確にわかってる。俺自身を死なせないためにって彼がそう思っていた。ゲント的に複雑な気持ちが、そこに行くまでにいろいろなことが起こりすぎてるんです。それを1個1個、精査して読み解こうって最初は思わなかった。結構ギリギリまで台本読まなかったんです。読んじゃうと、蕨野の習性として、それをずっと意識して行動しちゃう。それが怖くて。目の前にブレーザーがいるというのを、本当に現場で感じてやりたかった。本当に、ただただブレーザーに訴えたかったっていうのをやりたかったから、あまり読まなかったんですよね。なので、最終話でのブレーザーの「俺も行く」っていうせりふは、田口監督に現場で「田口監督が言ってください」とお願いしました。

【田口監督】お芝居の現場でブレーザーは当然いないので、声だけは現場で誰かが相手するんです。普段は助監督がするんだけど…。

【蕨野】どうしてもそれは田口監督にやっていただきたかった。

――そして、ウルトラマンブレーザーがついに光線を放ちました。
【蕨野】たぶん意外だったんじゃないですか。

――めちゃくちゃびっくりしました。
【田口監督】スパイラルバレードではなく、いわゆるクロスビームです。あれは初めから決めてました。最終回で初めて撃とう、と。ブレーザーというウルトラマンはM78の人じゃないんだけど、おそらく宇宙のどのユニバースにもウルトラマン的な生物が必ず発生するんだとして、おそらくその生物の最終的な習性として、手をクロスして放つエネルギー光線は、ものすごいパワーを持ってる。そういう習性を持ってる動物なんであろうとウルトラマンを捉えたんです。で、今回はそれに気づくまでの話で。今回、ゲントさんが左利きで、結婚指輪が左手にはまっていて、息子のブレスレットも左につけるものだった。死ぬかもしれない最終決戦の場に少なくとも2人の気持ちが入ったものを持って出かけて、そのままつけて戦っていたゲントさんの左手にすごいエネルギーが溜まる。そのことにブレーザーであり、ゲントさんが気づいて射出したっていう流れにしました。当初、僕の想定ではスペシウム光線と同じポーズだったんです。右手のクロス撃ちだったんですけど、シリーズ構成していくうちに、「ゲントさんは基本、左に力溜まるな」って思ったんです。蕨野さんが偶然左利きだったことで、ゲントさんも左利きの設定にして、いろんなことを左利きにしたんです。ゲントさんという役が蕨野さんに決まったことも含めて、ブレーザーは左撃ちになった。いろんな偶然だったり、内容の流れから自然と左撃ちに決まっていったという意味では、すごく気持ちよかったです。

【蕨野】変な話をしてもいいですか?決まった時は、選んでいただいた。それはもちろんなんですけど、初めて自分にお話が来たときに、名前も知らないし、どういう姿形をしているかわからないけど、今の話も含めて全部ブレーザーが引っ張ってきてくれたっていうか…。見えない作品のパワーがあったような気がします。俺がそういうふうに思いたいだけって言われたらそこまでですが、それに当てはまる出来事が多すぎて。感謝の言葉しか出てこないです。

――テルアキがゲントから指揮を託されるシーンも熱いものでした。
【伊藤】台本を読んだ時に考えていたことはあったんですけど、現場にテルアキとして実際に立った時に考えたのは、本当に「みんなの命を守りたい」でした。ヴァラロンに対して一番恐怖心を抱いていたのはテルアキなのかなと僕は想像しています。そんなテルアキが「全指揮権を貴官に委譲する」と言われて、僕が隊長なんだっていう時に、頭ではなく心で「絶対に全員帰還させる」っていう1点のみに集中する。それで、エミは無線を通して上層部を説得する。ヤスノブとアンリが、アースガロンでヴァラロンと対峙する。そこにV99が来る。この状況であっても絶対にまたみんなと会えると思っている自分のことを信じる。自分自身に対する気持ちじゃなく、みんなに対する気持ちに100パーセント集中しました。

■映画の見どころは? 田口監督の肝いり“国会議事堂”も登場

――次は映画のお話を伺えればと思います。楽しい部分がいっぱいな作品になりました。
【蕨野】『TSUBURAYA CONVENTION 2023(ツブコン)』のオープニングセレモニーで「家族の絆が試される」と僕は言いました。これって、この映画に対するものでもありながら、日常生活においても同じで、家族と密に連絡を取り合うことって、あまりなくなってきていると思うんです。僕は頻繁にやってるんです。特に上京してから。僕がただただ心配性なだけの話なんですけど。家族との絆って、小さい子どもと大人だけのものじゃない。コミュニケーションというものであれば、今1人暮らししていても親と連絡することは簡単です。僕は、僕を大事に育ててくれた親を一生面倒見たいと思ってるし、向こうもそのつもりで今まで僕を大きくしてくれた。今回この劇場映画をやれたことで、ぜひ見に行ってほしいなと思うんです。家族に対する、どんな思いを込めて映画に臨んだのかっていう姿勢を見てもらいたいと思います。

【伊藤】テルアキとしては、家族の絆を守れるかどうかがSKaRDにかかっているという状況の中で、ヴァラロンやV99という問題を乗り越えたSKaRDにとても繊細な試練が来る。出てくる怪獣の性質が今までとは違う。どういう攻撃をしてくるか、どういう性質なのかもわからない。事態は、おそらくウルトラマンブレーザーだけでは、もしかしたらどうしようもないかもしれない。SKaRDの中で各セクションの秀でたところをフルに発揮しないと、乗り越えられないような針の穴を通すような試練がまた来たなという印象です。25話までで培ってきたものを、どうSKaRDが生かしていくのかに注目していただきたいです。

――田口監督、特撮で国会議事堂を壊したい願望があったんでしょうか?
【蕨野】俺らに対する質問と全然違うじゃない(笑)。

【田口監督】僕の好きな怪獣映画って、やっぱり何かしら実際の風景に怪獣がやってきて、誰もが見たことある建物を破壊していく。あとは、ある映画で破壊された建物を後々見に行って「あ!この建物だ!」みたいなのが大好きだったんです。だから本当に子どもの頃は当時、新都庁と呼ばれていた都庁だったり、みなとみらいとかに憧れを持っていた。今でも京都駅に行ったらしばらく見ちゃいます(笑)。という中で国会議事堂は怪獣映画に限らずあらゆる作品で破壊されてきたわけなんですけど、意外とやられてなかったのが25分の1で作られたパターン。実はデカすぎてなんです。本会議場って60メートル超えなんです。だからウルトラマンの横にあると、ウルトラマンよりデカいんです。だから、大体、縮尺を少し小さく作られてたんです。初代『ゴジラ』でも。真面目に25分の1で作ると、こんなデカくなっちゃうんだっていうのを1回やってみたかった。

 美術部の稲付(正人)さんに伝えると「ホントにやるの?」って感じでした(笑)。稲付さんも発注する際に「嘘でしょ?」って言われたそうです(笑)。そこをなんとかと作っていただいて、今回の目玉になりました。とにかく今回は怪獣映画。ド直球に。たぶんテレビシリーズは子どもたちにとってちょっとハードな内容だったと思います。でも実は大人に向けてよりも、子どもたちに対して「いつかわかるメッセージ」と思って作ったテレビシリーズなんです。一方映画は、テレビシリーズも見ていない、もしかしたらこれが初めて見る怪獣映画になる子どもにとっても、大人にとっても、初めて見る『ウルトラマンブレーザー』になってもいいように作りました。テレビシリーズのダイジェストがついてますけど、ダイジェストと言いつつ、「SKaRDっていう人たちはこうやってチームになりました」というあらすじをつけたんです。人物紹介に徹しました。

 それで、その人たちを大怪獣映画の世界に放り込んだら、どうなるのかを見てくださいっていう作品です。単純明快、明るく楽しい怪獣映画。直球のいわゆるミニチュア特撮という、ずっと脈々と培われてきた手法を、現状の全力でやりました。この方法で全力を出し切る怪獣映画って今は他にもうない訳で。久々に僕にその映画を作っていいというお鉢が回ってきたので、ビシッと「怪獣映画ってこういうのも良かったじゃん」という作品にしました。実在の建物をビシッと作ってバシッと壊そうよっていう願望を叩きつけた劇場映画です。

――別の作品で話題となった飯田基祐さん、田中美央さんが共演しますが…。
【田口監督】偶然です。知らなかった。だから僕はあの作品を見てびっくりしました(笑)。関係ないところで、1人で笑っちゃって。あと、もう国会議事堂が出てきて…。壊されそうになるシーンで「やめろ!」と座席から立ち上がりそうになりました(笑)。そういや、あの時代から国会議事堂はあったのかと。危なかったです(笑)。

――アースガロンのおちゃめなシーンも楽しめます。
【田口監督】アースガロンも、ある程度は怪獣に対処できる能力を持っている状態になりました。SKaRDも当たり前のようにチームワークができていて、主人公もウルトラマンになることに障がいはなくて、みたいな。ある意味で新しく始まるウルトラマンの1話みたいになっています。1話から25話は、もう壮大なエピソード0だったと思ってもらってもいいなというくらいです。

【蕨野】たぶん、今年は『ウルトラマンブレーザー』の続編が制作されると思います。

【伊藤】皆さまの声があれば!

【田口監督】それを声高に言っていこうと、みんなで決めました。スピンオフどころか、シーズン2でも行けます!映画のキャッチコピーの「俺たちが、行く。」です(笑)。

■『ウルトラマンブレーザー』を愛したファンにメッセージ

――最後に『ウルトラマンブレーザー』を愛してくれたファンにメッセージをお願いします。
【田口監督】『ウルトラマンブレーザー』は、テレビシリーズでも劇場映画でも、なるべくどっちから入ってもいいように作りました。物語の縦軸はありますが、映画が初めてでも見やすく作っておりますので。テレビシリーズもつまみ食いしていただいても全然OKです。興味を持って、もしよかったら1から見直してねっていう作りにしています。これからスピンオフも出てきて、まだまだ飽きさせないように作っていきます。ぜひともよろしくお願いします。

【伊藤】今、この記事を読んでくださってる方は、25話を見届けていただいたと思います。皆さんがおっしゃるように、テルアキもこれでいいのか、まだもっとやれることはないのかって、考えていると思います。SNSや動画のコメントを通していただける感想が本当にありがたいです。劇場版が終わった後の何年後か何十年後かに、「あの5人はどうしているんだろう」と思っていただけたら本当にうれしいです。

【蕨野】初期のエンディングでマイちゃん(MindaRyn)が歌ってくれている「BLACK STAR」の歌詞の中に「限界何度も突破して」とあったけど、本当に現場にいた人たちは限界を何回突破したかわからないです。限界という壁をぶち破りすぎて、この作品の第1話ができあがっている。新しくウルトラマンを観てくれた方もたくさんいて、僕たちへのメッセージも増えた。ウルトラマンシリーズを『ウルトラマンブレーザー』をきっかけに観てくださる方たちが増えて、これが入り口になれば。『ウルトラマンブレーザー』の1つ前の作品は、じゃあ2つ前の作品は、とほかの作品の入り口になればいいなと思いました。劇場映画を見終わってから、それぞれのウルトラマンというものに思いを馳せていただければうれしいと思います。

――突破したといえば、第12話「いくぞブレーザー!」でブレーザーストーンが壁を“突破”した穴が、どうなったのか気になっているんですが…。
【蕨野】あれは、壁ぶち破ったすぐ後に防衛隊がパテで埋めました(笑)。

【田口監督】シリーズ構成、脚本打ち合わせまで一緒で「穴が開く」というアイデアも一緒に出しましたけど、本編見たら予想以上に大きな穴でしたね(笑)。ブレーザーストーンが通るぐらいの穴だと思ったら…。

【蕨野】でも、あのサイズの穴だからこそ、俺のあのリアクションにつながるから(笑)。

■映画『ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突』あらすじ
 ある工業地帯にぞろぞろと怪獣が出現?ゲント隊長率いる特殊怪獣対応分遣隊SKaRDが迎え撃つが、倒しても倒しても次々に襲い来る怪獣たち。この地帯に工場を持ち、怪獣の残骸の処理や研究を行う先進化学企業・ネクロマス社に何らかの関係があると考えたSKaRDは、最高経営責任者で世界有数の化学研究者でもあるマブセ博士のもとへ急行。ネクロマス社の研究所では生命の根源にも関わる「不老不死」を実現できる物質「ダムドキシン」を開発しており、完成間近だという。そんな中、突然「宇宙の覇者」と名乗る謎の「ダムノー星人」が出現。破壊されたタンクからあふれ出した「ダムドキシン」が研究所のサンプルを飲み込み、恐ろしく巨大な「妖骸魔獣ゴンギルガン」が生み出されてしまう。いま、日本の首都を舞台に、ウルトラマンブレーザー&SKaRDと大怪獣との壮絶な大激突の幕が切って落とされる。

このニュースに関するつぶやき

  • テレビシリーズの雰囲気そのままの、延長線上って感じだったんですけど、良く考えたら テレビシリーズがそのまま劇場版でも、違和感無い作品だったわ
    • イイネ!6
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