『新空港占拠』「犬」を除く「獣」11体の“素顔”を復習　「鼠」が単独行動する理由とは

　嵐の櫻井翔が主演を務める、日本テレビ系新土曜ドラマ『新空港占拠』（毎週土曜　後10：00）の第7話が、きょう24日に放送される。それに先立って、武装集団「獣」の今まで判明した11体の“素顔”をまとめる。

【場面写真】謎警官に拘束された比嘉愛未＆ジェシー

　前作となる『大病院占拠』（2023）は、日本が誇る大病院が鬼の面をかぶった謎の武装集団によって占拠され、櫻井演じる休職中の捜査官・武蔵三郎（櫻井）が人質を救うため犯人に立ち向かった。

　今作では、神奈川県初の国際空港「かながわ新空港」を、顔を面で隠した武装集団・「獣（けもの）」が占拠する。またもや事件に巻き込まれた武蔵は、1年前の事件以来、休職中の管理官・和泉さくら（ソニン）に協力を要請。空港からの人質救出と、鬼以上に危険な“けもの退治”に挑む。人質救出の期限はわずか1日の完全オリジナルのタイムリミット・バトル・サスペンスとなっている。

　「獣」のリーダーを務める「龍」の名前は、悠月。高橋メアリージュンが演じ、さくらんぼのヘアゴムが特徴となっている。

　第1話で面を外したのは「蛇」。『大病院占拠』で武蔵らと占拠事件に立ち向かったかつての仲間・駿河紗季（宮本茉由）だった。寿退社をしたはずだが、結婚も名前も偽造だった。

　第2話で面を外したのは「鶏」。親友の死の真相を知り、人質の1人で空港の建設を取り仕切った白河組の会長･白河巌（俵木藤汰）に恨みを持つ。復讐のために「獣」と化した元社長秘書・重原瀬奈で山谷花純が演じる。

　第3話では、「虎」と「猿」の正体が明らかになった。逃走中の衆議院議員･北見茂を恨み、前作では武蔵の仲間だった元管理官・丹波一樹（平山浩行）とその息子・直樹（岩瀬洋志）だった。一樹の妻・愛は自殺ではなく、横浜署の署長・川越和夫（片桐仁）に殺されていて、“山猫”が関連していると思われる。

　第4話では、人質の前で次々と面を外し、3体の「獣」の素顔があらわになった。「馬」の正体は堀江海斗（カミナリ・竹内まなぶ）、「牛」は 掛川瑠美（ラランド・サーヤ）、「猪」は松長仁（後藤剛範）だと明かされた。「俺たちはすべてを奪われた」と、天童美香社長（黒沢あすか）に恨みを募らせる。

　第5話では、「龍」のほか、「羊」を山本千尋、「兎」を安斉星来が演じていることが明かされた。天童美香社長（黒沢あすか）は5年前、空港建設に反対していた浜松功を、川越に指示して殺害した。「羊」と「兎」の正体は、浜松の娘・詩（山本）と奏（安斉）。

　さらに、第6話では素性と名前も伏せられていた“謎の男”（ジェシー）が「鼠」の大河であることが明らかになった。武蔵の妻・裕子（比嘉愛未）を拉致し「お前は、俺の愛する人を殺したんだ」と語る一方、綾部朔（吉田健悟）の襲撃から身を挺して裕子をかばう。その真意とは。