限定公開( 1 )
ITmedia NEWS Weekly AccessTop10(2月17日〜23日)
1 ゆうちょ銀行、硬貨取扱料金を値下げ 100枚まで無料に 4月1日から
2 実は2月1日からメールが届いていないかも? Gmailガイドラインで事業者、利用者が知っておくべきこと
3 企業「ChatGPTは使っちゃダメ」→じゃあ自分のスマホで使おう──時代はBYODから「BYOAI」へ
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4 ウィル・スミスがもりもりパスタを食べるAI動画、本人が再現 技術の進化に「手に負えなくなってきた」
5 バッハの曲を数学的に分析 “情報量が多く効果的に伝達している”と判明 米研究者らが検証
6 Google、オープンな生成AIモデル「Gemma」公開 商用利用OK、Geminiと同じ技術の軽量LLM
7 太陽の“500兆倍”明るい天体、オーストラリアの研究チームが発見 「これまでで最も光度の高い天体」
8 地方スーパーにランサム攻撃、復旧は5月の見込み メールシステムも停止、連絡手段は電話・ファクス・郵送のみに
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9 オイシックスの藤田会長が辞任 X上の不適切発言で 高島社長は報酬の一部を自主返納
10 今あえて「mixi」をやってみて気づいた、あのころの良さ
ITmedia NEWSにおける1週間の記事アクセス数を集計し、上位10記事を紹介する「ITmedia NEWS Weekly Top10」。今回は2月17〜23日までの7日間について集計し、まとめた。
先週のアクセストップは、ゆうちょ銀行で、窓口に硬貨を持ち込んだ際の「硬貨取扱料金」が値下げされるというニュースだった。ゆうちょ銀行は従来、「50枚以上」で手数料を取っており、「100枚以上」が主流のメガバンクより割高だったのを、メガバンクに合わせてきた形のようだ。
●TikTok初投稿、12時間で1万再生超えた「カワハギの胆醤油」
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さて、筆者は先週からTikTokへの投稿を本格的に始めてみた。中年の筆者にとってTikTokは若者だらけで入りにくかったのだが、老後もバズっていたいので、先細りは敵。今更かもしれないと思いながら、重い腰を上げた。
新規アカウントを作り投稿したのは、小2の息子が子ども向けプログラミング言語「Scratch」で作った謎のゲーム「カワハギの胆醤油」だ。表示される矢印を押していくと、画面上のカワハギがさばかれていき、最終的に肝だけになって、しょうゆをつけて食べる、というだけのシュールなゲーム。ゲームと言っていいのか分からないレベルの“クソゲー”だ。
動画の面白さには自信があったものの、フォロワー数ゼロのアカウントからの初投稿だし、再生数はせいぜい2桁、良くて数百だろうと思っていた……のだが、投稿した瞬間から再生数カウンターがどんどん上がっていき、12時間以内に1万再生を超えた。これには驚いた。
どうやらTikTokでは、各アカウントの初回投稿を、一定程度のユーザーの「おすすめ」に出すアルゴリズムが働くらしい。ネット上には「初投稿は100人のおすすめに載る」という情報がまことしやかに流れている。公式マニュアルからは確認できなかったので、事実かどうかは分からないが。
ただ実際に、筆者の新規アカウントの初投稿はまたたく間に1万以上再生された。視聴者のアカウントを見ていると、botっぽいものが目立ったが、そうでないものも多い。いいねは170を超え、好意的なコメントも付いた。発信したコンテンツをベースにした、見知らぬ人とのコミュニケーションを久しぶりに楽しんだ。
再生数は最終的に1万4000を超えたが、カウンターは2日めでピタリと止まった。誰のおすすめにも載らなくなったようだ。
●TikTokはXに似ている
この怒濤の流れを見て、TikTokの再生数はまるでXの閲覧数だな、と感じた。
TikTokは、おすすめに自動で出る動画が勝手に再生されていくので、再生ボタンを押す必要がない。興味があってもなくてもタイムラインに表示され、スクロールするだけでも閲覧数としてカウントされる。一定時間が過ぎると閲覧が止まるのも、Xのタイムラインに似ている。
YouTubeの動画は違う。サムネイルで興味を引き、再生ボタンを教えてもらわないと「1再生」にならない。ワンタップ必要なYouTubeの再生数と、自動で流れるTikTokの再生数は同じ基準ではないのだ。なんとなくだが、YouTubeの1再生がTikTokの10再生ぐらいのイメージだろうか。
自分で投稿するまでは、YouTubeとTikTokは「長尺か短尺か」「縦か横か」の違いだと思っていたのだが、再生の“重さ”が全く異なり、利用シーンやユーザーのテンションも全然違うのだなあと感じた出来事だった。
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