昨年9〜11月にかけて4都市を巡ったアリーナツアー『SHINee WORLD VI [PERFECT ILLUMINATION]』の集大成となる本公演は、2015年の東京ドーム初公演からこれまでの歩みをたどるような側面も。SHINeeにとって東京ドームが特別な場所であることを改めて感じられるライブともなった。
KEYが「東京ドーム!もっと盛り上げて」と叫ぶと、2曲目「Picasso」へ。ここからは前回のアリーナツアーでは披露していなかった楽曲を続々と投入する。TAEMINの「一瞬で」という歌い出しから歓声が上がり、割れんばかりの“SHINeeコール”が沸き起こった「Stranger」や、日本オリジナル楽曲で、久々の披露となる「君のせいで」「Get The Treasure」などで魅了する。
エレガントな衣装に着替えた3人は「Replay -君は僕のeverything-」「Love Like Oxygen」を日本語で歌唱。アリーナツアーでも後半は歌を聴かせるバラードセクションとなっていたが、主旨はそのままにセットリストを変更。前半に続き、これまでのSHINeeのライブの名場面を彩った日本オリジナル楽曲を中心に披露していく。
ダンスナンバー「Your Number」はテンポを落としたアレンジで、最後にKEYが「Can I get your number?」と観客にささやく一幕も。「Keeping love again」は観客と共に歌い、「Fire」は一緒に手を振りながら、「Diamond Sky」は一緒に指で作ったダイヤモンドを捧げながら、歌に込められた想いを分かち合った。