井ノ原快彦『特捜9』新シーズンで主演続投「身の引き締まる思い」 Snow Man向井康二、深川麻衣も出演決定

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2024年02月27日 05:00  ORICON NEWS

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『特捜9 season7』4月3日から放送決定(左から)中村梅雀、井ノ原快彦、羽田美智子、深川麻衣(C)テレビ朝日
 井ノ原快彦が主演するテレビ朝日系ドラマ『特捜9』の新シーズン『season7』(毎週水曜 後9:00)が、4月3日から放送されることが決定した。

【前シーズン最終話】”浅輪”井ノ原快彦、”三ツ矢”向井康二らが 「season6」最後の事件に挑む

 2006年にスタートした『警視庁捜査一課9係』時代から、『特捜9』(2018年〜)を経て、通算19シーズン目となる今作のテーマは“多様性”。井ノ原演じる浅輪直樹をはじめ、班長・国木田誠二役の中村梅雀、小宮山志保役の羽田美智子、青柳靖役の吹越満、矢沢英明役の田口浩正、新藤亮役の山田裕貴、三ツ矢翔平役の向井康二(Snow Man)、高尾由真役の深川麻衣らも続投となる。

 個性強めな特捜班メンバーは、世代やキャリア、プライベート環境はもとより、捜査の着眼点やアプローチまで見事なまでにバラバラ。そのため衝突は日常茶飯事だが、長年培ってきた信頼を礎に、意見の違いを素直に認め合い、連携できるチーム。一方、彼らが対峙する犯罪もまた、時代とともに多様性を増すばかり。新シーズンでは“今”の世相を反映した事件はもちろん、背後に潜むさまざまな人間ドラマとそれらに全力で向き合う刑事たちの姿を1話完結形式で描いていく。

 また、捜査主任7年目に入った直樹の“時代が求める上司像”もポイント。共感力に長け、誰よりも仲間を思いやる直樹はカリスマ性や強いイニシアチブでチームを引っ張るのではなく、それぞれの個性や価値観を尊重して活躍を見守る“新時代のリーダー”像となる。

 『season7』で、総話数が通算200話の大台を突破予定。『9係』で出会い、『特捜9』で結ばれた直樹と倫子(中越典子)の夫妻に、新シーズンでは意外な変化が訪れる。また、『season4』で結婚した志保の現在の悩みや、青柳、矢沢のプライベートの変化も明らかに。そして特捜班を率いる班長・国木田が今、抱いている思いも描かれる。

 4月スタートに向けて、井ノ原らがこのほどクランクイン。井ノ原は、「久々にスタッフさんや出演者のみなさんと会うと、身の引き締まる思いですね。インしてから寒さが続き、雨も多かったのでスタッフさんは特に大変だったと思いますが、なんといってもこのチームは19年目。これだけ長く続いてきたシリーズだからこそ、チームワークで乗り越えていこう、という心意気を感じます」と改めて“結束力”を感じていた。

 テーマに掲げた“多様性”についても「これまで何かと画一性を求められがちな時代がありましたが、元々はみんなバラバラ、つまり多様だったんですよね。それを“認め合う”のが、これからの時代にふさわしいんじゃないかな。僕自身、年下の人たちに『これ教えて!』と聞くことも多いので、今は年齢やキャリアなど関係なく、認め合い、助け合い、教え合う…そういう時代だと思います。(作中では)あまりにバラバラすぎて被疑者にも驚かれるような特捜班ですが、互いに認め合っているからこそ、事件を解決できる。第1話は特にそれが感じられるストーリーになっています」と思いを語った。

■井ノ原快彦(浅輪直樹役)コメント
――メンバーのみなさんと久々にお会いしていかがでしたか?
実は年末、(中村)梅雀さんの誕生会を開いてみんなで集まりました。特捜班メンバーはいうなれば“実家の家族”みたいな存在。会えない時期も、“元気だったらそれでいいのよ”という気持ちで、お互いに思い合っています。この19年間、災害などが起きたときもみんなで連絡を取り合って無事を確認しあうことが幾度かありました。途中から参加したメンバーもいますが、年数は関係なく、みんなでしっかり輪を作っているのが、このチームの自慢ですね。

――井ノ原さん演じる浅輪直樹は“時代に合った理想の上司像”を体現するキャラクターですが、演じるにあたって心がけていることはありますか?
僕は12歳でこの世界に入ったので、先輩方はいらしても上司にあたる人がおらず、理想の上司がどういう人物像なのかわからないところがあります。だからシンプルに、“上の人”も部下も一緒に目標に向かって頑張ればいいんじゃないかなと思うんです。ただ、楽しく頑張るためにはストイックさも大事。草野球も真剣にやるから楽しいわけで、何にせよ真剣に取り組むのは大前提。その上で“楽しくやろう”“笑っていこう”という思いを多くの人たちが上乗せしていくと、その現場が良くなっていくんじゃないかな、世の中もそうなっていけばいいなと思います。

――若手メンバーの深川麻衣さん、向井康二さんは新シーズンで加入3年目。変化を感じる部分はありますか?
2人とも長年続いてきた輪の中に加わるのは大変だったと思いますが、あまり気負わずスッと入ってきてくれたのが、とてもうれしかったですね。彼らの加入でメンバーの関係性が変わってきて、それが番組の勢いにつながり、いろいろな発見をもたらしてくれました。新シーズンではマイマイ(=深川)演じる由真のいいシーンがあったり、向井くん演じる三ツ矢と特捜班のからみが増えたりしていますので、2人ともキャラクターのさらに深い部分を見せてくれるんじゃないかなと期待しています!

――新シーズンで『9係』から通算200話の大台を突破予定ですが、長らく応援してくださっている『特捜9』ファンのみなさまにメッセージをお願いいたします
これまでずっと応援してくださったみなさま、本当にありがとうございます!ぜひ200回を見届けてくださるとうれしいです。また、『特捜9』は週の真ん中、水曜の放送で、残りの木曜、金曜を乗りこえなくてはならないときに、“明日はこんな気持ちで頑張ってみようかな”と思えるような“読後感”が味わえるドラマ。1話完結ですし、まだ一度も見たことがないという方もぜひ気軽に楽しんでいただきたいと思います。

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