井上咲楽、ヒーローはあのちゃん トーク番組での対応で感謝「話を聞いてもらえるのは救われること」

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2024年02月27日 15:45  ORICON NEWS

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「ヒーローはあのちゃん」と語った井上咲楽 (C)ORICON NewS inc.
 タレントの井上咲楽(24)が27日、都内で行われた『社会福祉 HERO’S TOKYO 2023』内でのトークショーに登壇した。

【全身ショット】クリーム色の華やかなワンピースで登場した井上咲楽

 イベントでは、社会福祉の第一線で活躍する若手スタッフがプレゼンを実施。プレゼンを聞いた井上は「皆さん一人ひとり、プレゼンの内容がすごく濃くて、たくさんのものを吸収させていただきました。どの仕事も知っている仕事でしたが、改めて聞くと、こういう背景があるんだとか、こういう感情があるんだとか、いろんなあの感情が出ていました」と振り返った。

 また、自身のヒーローについてもトーク。「仕事では助けられてばっかり」と話す井上は「中でも、あのさんにすごく助けられたという経験があります」と振り返った。トーク番組での出来事だそう。「自分のエピソードトークを、絶対に回ってくるときに、私は頭の中すごくいっぱいになっちゃうんです。自分の番が来たらどういう風に話そうかなっていうのを人としゃべっている時も、どうしても『間違えないように』と頭の中で繰り返し唱えて、話してる人の話を、もちろん見てはいるんですけど、ちゃんと聞けているかと言えば、そうではなくて…」と告白する。

 一方で、自身が話す場面では「だんだん『この話って面白いのかな』と不安になってくるんです」と明かす。「それで、ふと見た時に、あのさんはすごく一生懸命に『うん、うん』ってうなずいてくれて。その時に、聞いてくれてるってっていうことがすごくうれしくて。周りの反応によっては、どうしても尻すぼみになっちゃうことがあるんです。でも、1人でも『うん、うん』って聞いてくれてる、あのさんみたいな人がいると、最後まで自信を持って話しきることができて。話を聞いてもらえることは、すごく救われることなんだなと思ったんです」と感謝した。

 そんな、あのちゃんの姿を見て「バラエティの中で、人の話を聞きつつ、自分の話もちゃんと組み立ててするっていうのは、自分にとってはすごく難しいことなんです」としながら「みんな、それぞれプレッシャーを持ってやっていると理解して、人がしゃべっている時に、ちゃんとうなずいたりとか、リアクションを取って反応するだけでも助かる人がいたらいいなと思って仕事をしてます」と参考にしていることを明かしていた。最後に「あのちゃんは私にとってヒーローです」と改めて語っていた。

 同イベントは社会福祉の第一線で活躍する若手スタッフを表彰する賞『社会福祉士ヒーローズ(HERO’S)』の全国大会。受賞者6人が社会福祉に対する熱い思いを、地域での実践内容(介護、保育、障がい支援など)と共にプレゼンし、「社会福祉をチェンジ」する情熱あふれる“日本一の社会福祉ヒーロー”を決定。今年は「企業と福祉の連携により、ともに生き、ともに働く社会を作っていくヒーロー」の暁雲福祉会の丹羽信誠氏が選出された。
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