【読売演劇大賞】段田安則、プレゼンターとして登場も軽快に漫談 小冊子取り出し「『辞めた方がいいんじゃないの?』と思った時はこれを」

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2024年02月27日 20:25  ORICON NEWS

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『第31回読売演劇大賞』贈賞式に出席した段田安則 (C)ORICON NewS inc.
 俳優の段田安則が27日、都内で行われた2023年の演劇界の成果を顕彰する『第31回読売演劇大賞』贈賞式にプレゼンターとして出席した。

【全身ショット】ダンディーなスーツで登場した段田安則

 昨年に最優秀男優賞を受賞し、今年はプレゼンターを務めた。壇上でスピーチした昨年は読売新聞のトップが居並ぶ中で阪神タイガースのファンであることをアピールして笑わせたが、今年の段田も小ネタを仕込んでいた。

 今年、最優秀男優賞を受賞した山西惇へ向けて「山西さんとは京阪電車に乗って淀の競馬場のところを通ったり…」と京都出身トークを展開したかと思えば、配布された歴代の受賞者が掲載されている小冊子を取り出すと「受賞しますと、ここに名前が載るじゃないですか。あの、第1回目からの名人上手のその名前の中に自分の名前が。こんなにうれしいことございません」と呼びかけ。「私も『もう辞めた方がいいんじゃないの?』と思った時はこれをですね、夜中にスッと見て『ここに俺の名前がある。ムフフ』と思っております。ぜひ、山西さんも自信がない時は…」と笑わせながら「冗談はさておき。ぜひ今度は舞台を一緒にやりたいです。おめでとうございました」と祝福と共演する日を夢見ながら軽快な漫談を締めくくっていた。

 読売演劇大賞は、演劇文化の振興のために1992年に創設。選考委員のノミネート、投票委員の投票という2段階を経て、作品、男優、女優、演出家、スタッフの5部門の年間最優秀賞を決定する。このほか、新人を顕彰する杉村春子賞や、長年の功績や優れた企画を顕彰する芸術栄誉賞が設けられている。

■第31回読売演劇大賞の主な受賞者・受賞作品
最優秀作品賞:イキウメ『人魂を届けに』
最優秀男優賞:山西惇
最優秀女優賞:池谷のぶえ
最優秀演出家賞:藤田俊太郎
最優秀スタッフ賞:松井るみ
杉村春子賞:清原果耶
芸術栄誉賞:松本白鸚
選考委員特別賞:中村芝のぶ
優秀男優賞:柿澤勇人、狩野和馬、高橋克実
優秀女優賞:清原果耶、咲妃みゆ、三浦透子、宮澤エマ
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