Internet Explorerの後継として生まれた「Microsoft Edge」が、“地味なブラウザ”から“使われるブラウザ”に変化した「単純なきっかけ」

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2024年02月28日 22:10  TechTargetジャパン

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 Microsoftは2015年に同社のOS「Windows 10」とゲーム機「Xbox」向けに、Webブラウザ「Microsoft Edge」(以下、Edge)を発表した。同社の主力Webブラウザだった「Internet Explorer」の後継として登場した当時、Edgeの存在感は薄かった。だが状況は変わった。

●“地味なEdge”は昔話に 変わったきっかけは?

 2020年1月にMicrosoftは、Googleが開発を主導するオープンソースソフトウェア(OSS)のWebブラウザ「Chromium」の技術をベースに構築した、Edgeの新バージョンを発表。Edgeを普及させることに取り組んできた。

 新バージョンのEdgeは、Chromiumの技術をレンダリング(描画)エンジンとして使っている。リニューアルを経てEdgeがシェアを伸ばしたのは、Microsoftが2021年4月、月例セキュリティ更新プログラムにEdgeを追加したことがきっかけだ。それ以降、Edgeの利用は世界的に広がった。

 EdgeはさまざまなOSで動作する。主な対象OSは「Windows」に加えてAppleの「macOS」、オープンソースの「Linux」などだ。Appleの「iOS」やGoogleの「Android」といったモバイルOSでも動く。

※この記事の続き(「Microsoft Edge」が企業に嫌われ、そして人気ブラウザになった理由)は、以前は“ある理由”から企業に敬遠されてきたEdgeが、企業からの支持を得るきっかけとなった変化を解説している。

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