爆風スランプ、14年ぶりライブ&26年ぶり新曲リリースへ デビュー40周年「なにか意味を持たせられれば」

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2024年03月01日 09:10  ORICON NEWS

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爆風スランプ(2024年撮影の新アーティスト写真)
 1999年から活動休止していた爆風スランプがデビュー40周年を迎えるにあたり、10月からライブツアー『爆風スランプ〜IKIGAI〜デビュー40周年日中友好LIVE”あなたのIKIGAIナンデスカ?”』を開催し、1998年以来26年ぶりとなる新曲(タイトル、発売日未定)をリリースすることを1日、発表した。あわせて、活動休止後初となるアーティスト写真も公開された。

【比較写真】1992年撮影のアーティスト写真

 爆風スランプはサンプラザ中野くん(Vo)、パッパラー河合(Gt)、バーベQ和佐田(Ba)、ファンキー末吉(Dr)からなる4人組ロックバンド。1984年8月25日にアルバム「よい」、シングル「週刊東京『少女A』」の同時発売でメジャーデビューした。

 今や応援歌の定番となっている「Runner」、日本武道館を舞台にした楽曲「大きな玉ねぎの下で〜はるかなる想い」、最高視聴率30.4%を記録したテレビ番組『進め!電波少年』の中で誕生した「旅人よ〜The Longest Journey〜」など数々のヒット曲をリリースしてきたが、1999年に活動休止を発表。その後は、“その日限り”で2005年、2007年、2010年に爆風スランプとしてライブを行っているが、今回はライブツアーの開催と、26年ぶりとなる新曲のリリースが発表された。

 前回のライブから14年を経た今回のツアーは、10月31日と11月1日の愛知・名古屋E.L.L.公演を前夜祭としてスタートし、11月4日に兵庫県立芸術文化センター、11月17日に東京・LINE CUBE SHIBUYAで開催。兵庫と東京の公演には、ファンキー末吉が中国でドラムを務める”中国で一番ツアーを回るバンド”「BuYi」(ブイ)が来日してライブに参加する。

 ボーカルのサンプラザ中野くんは「デビュー40周年を記念してただ集まってライブをするだけじゃなくて、なにか意味を持たせられればと。中国からファンキー末吉と、彼が組んでいるバンドを呼んで、日本も中国も関係なく音楽を楽しんでもらいたいです」と話した。チケットは3月8日正午から先行予約受付が開始される。

 また、26年ぶりとなる新曲は、まだ全容が明らかにされていないが、サンプラザ中野くんは「テーマはIKIGAI。今、日本語の”生きがい”という言葉がローマ字で”IKIGAI”となって世界でも注目され始めている。私もコロナ禍を経て、改めて“歌うことがIKIGAIだな”と感じました」と説明。ファンキー末吉は「今回は今までの楽曲作りとはガラリと変えて、“メンバーの誰かが作曲した曲”ではなく、“みんなで作曲した曲”にしたい」と構想を明かした。

 久々の撮り下ろしとなった新アーティスト写真は、1992年発売のアルバム『アジポン』のアーティスト写真を再現。撮影に臨んだバーベQ和佐田は「とにかく4人そろったのが心からうれしいです」と喜び、パッパラー河合も「4人健康でいられるのは年齢的にも奇跡!ファンの皆さんも健康でいて、ぜひライブに来てほしいです!」と呼びかけた。

■『爆風スランプ〜IKIGAI〜デビュー40周年日中友好LIVE “あなたのIKIGAIナンデスカ?”』
10月31日(木):愛知・名古屋E.L.L.(前夜祭!)
11月1日(金):愛知・名古屋E.L.L. (前夜祭!)
11月4日(月・休):兵庫・兵庫県立芸術文化センター
11月17日(日):東京・LINE CUBE SHIBUYA
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