市川染五郎、木村拓哉から“染”と呼ばれ「ちょっと感動しちゃいましたね」

歌舞伎役者の八代目 市川染五郎が、3月3日に公開された宣伝番組「日本アカデミー賞授賞式 直前SP」（TVer配信限定版）に出演。映画「レジェンド＆バタフライ」で共演した木村拓哉から「染」と呼ばれたことに、「ちょっと感動しちゃいましたね」と語った。

映画「レジェンド＆バタフライ」の森蘭丸役で新人俳優賞に輝いた八代目 市川染五郎がインタビューに対応。父親の十代目 松本幸四郎は、息子が新人俳優賞を受賞したことを知らず、舞台で一緒だった尾上右近から「おめでとう」と声を掛けてもらった時に「え！？ 獲ったの？」と驚いていたという。

また、映画で共演した木村拓哉について、染五郎は「（木村の演じた）信長が鬼になっていくというか、人間としての心を失ってっちゃってるような時期に（森）蘭丸が出ているので、なんかこう、カメラが回ってないところでも近づけないというか。怖かったですね、すごく。後ろに炎があるような、そういうオーラを意識的に出していらっしゃったかわからないですけれど、常にそういう感じでした。なかなか話し掛けたりできなかったですし、近づけなかった」とコメント。

ただ、染五郎によると「父も（木村とドラマ『プライド』で）共演させて頂いてて、父もその時は市川染五郎を名乗っていたので、当時、父が『染』と呼ばれていたようなことは何となく聞いたことがあって。今、自分が染五郎になって、こうやって共演させて頂いて、何て呼ばれるのかなあと思っていたら殺陣の稽古の時に『染！』って呼ばれて、ちょっと感動しちゃいましたね」と語った。

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