柄本佑“道長”の行動が思わぬ方向に…毎熊克哉“直秀”の運命に注目集まる「光る君へ」9話

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2024年03月04日 11:01  cinemacafe.net

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「光る君へ」9話(C)NHK
吉高由里子主演の大河ドラマ「光る君へ」。その9話が3月3日放送。直秀の運命を決めた道長の選択を嘆く視聴者からの投稿がSNSに続々寄せられている。

時は平安時代、千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を書き上げた紫式部を主人公に、変わりゆく世を変わらぬ愛を胸に懸命に生きた彼女の物語を紡いでいく本作。

キャストは紫式部/まひろ役で吉高さんが主演を務めるほか、捕らえられた盗賊が直秀だと知り愕然とする藤原道長に柄本佑。散楽としての顔と義賊としての顔を持つ直秀に毎熊克哉。

まひろの母の命を奪ったほか、父・兼家の汚れ仕事を引き受けてきた藤原道兼に玉置玲央。道長、道兼ら兄で兼家の嫡男である藤原道隆に井浦新。夫・円融天皇に毒を盛った兼家へ憎しみを抱く道長の姉・藤原詮子に吉田羊。突如病に倒れた道長の父・藤原兼家に段田安則。花山天皇の教育係を務めるまひろの父・藤原為時に岸谷五朗。まひろとは対照的に勉強が苦手な弟の藤原惟規に高杉真宙。

倒れた兼家の元を訪れ祈祷する安倍晴明にユースケ・サンタマリア。お腹の子と共に亡くなった忯子への想いが断ち切れない花山天皇に本郷奏多といった顔ぶれ。


※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。

直秀が盗賊だと知った道長は武者たちに盗賊を検非違使に引き渡すよう告げたうえで、「早めに解き放ってもらいたい。手荒なことはしないでくれ」と検非違使に袖の下を渡す。金を受け取った検非違使は「承知しました」と道長の頼みを受け入れる。一方捕われた盗賊たちは自分たちの罪がむち打ち30回程度だと考える。

その後、道長は盗賊たちが無罪になるという話と、明日の卯の刻(早朝)に出立することを知る。まひろを連れ出立する直秀に会いに行く道長だが、門番からはすでに獄を出て鳥辺野に向かったと言われる。道長はまひろを連れ鳥辺野に急行するが、すでに直秀は息絶えた後だった。自分が告げた言葉が検非違使に曲解され直秀を死に至らしめたことを悟った道長は「私が殺してしまった」と号泣。まひろと直秀を土に埋める…。

「道長が検非違使に心づけを渡さなければ、鞭打ち30回で済んだ筈だったのに」「賄賂が逆の意味に受け取られたのか‥‥。道長が何もしなければムチ打ちで終わったと」「手荒な真似を控えろという貴族の指示に検非違使は「苦しまずに楽にする」で応えたのか」など、道長の配慮が直秀を死に追いやったことを嘆く投稿が視聴者から相次いで寄せられる。

また「直秀はさぁ、ずっとまひろと三郎のそばで二人を見守っていくんだって思ってたじゃん…」「まだ3月だよ!?もっと見てたかった!見てたかったよ!直秀!」「この先もまひろたちを見守ってからかってくれるんじゃなかったの?えええ……?」と直秀の早い退場を惜しむ声とともに、「まさか平安時代舞台で鬼脚本を見せつけられるとは思わないじゃん…」などといった反応も多数寄せられている。

【第10話あらすじ】
兼家は道長たち一族を巻き込み秘密裏に花山天皇を退位させ、孫の懐仁親王を擁立する計画を進める。まひろは家に帰ってこない為時を案じ妾の家を訪ねる。そこには身寄りもなく最期を迎えようとしている妾の看病をする為時の姿があった。帰宅したまひろのもとに道長からの恋文が届き、まひろは道長への文をしたため始める…。
「光る君へ」はNHK総合で毎週日曜20時〜(再放送は翌週土曜13時5分〜)、BS・BSP4Kで毎週日曜18時、BSP4Kで毎週日曜12時15分から放送中。





(笠緒)
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