【動画】2024年WEC第1戦カタール 決勝ハイライト

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2024年03月05日 11:50  AUTOSPORT web

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レース序盤に首位を走行し、6号車ポルシェに先行を許した後もラスト2周まで総合2番手につけていた93号車プジョー9X8。最終結果は競技規則違反により失格。 2024年WEC第1戦カタール1812km
 最高峰カテゴリーであるハイパーカークラスに4つのマニュファクチャラーが加わるとともに、LMP2とLM-GTEアマクラスの廃止、FIA GT3カーで争われる新しいLMGT3クラスの誕生など、さまざまな変化をともなって幕を開けた2024年シーズンのWEC世界耐久選手権。そのオープニングイベントとなった『カタール1812km』の決勝レースハイライトが、シリーズ公式YouTubeチャンネルで公開されている。

 3月2日(土)に中東カタールのルサイル・インターナショナル・サーキットで行われた今季開幕戦は、スタート直後に50号車フェラーリ499Pがレースをリードするも序盤のうちに93号車プジョー9X8が逆転する。さらにペースに勝る6号車ポルシェ963が2台をかわしてトップに立つと残りのレースを支配した。

 レース終盤、ケビン・エストーレ/アンドレ・ロッテラー/ローレンス・ファントールの3名がドライブしたこのクルマは、GTカーとの接触によって外れてしまったゼッケンの代わりとなるナンバーシートを貼り付けるための緊急ピットインを強いられたが、それまでに築き上げた大量のマージンのおかげでセーフティリードを保ったままコースに復帰。そのまま10時間近くにおよんだレースのトップチェッカーを受け、ポルシェ963とポルシェ・ペンスキー・モータースポーツにWEC初優勝をもたらしている。

 公開された決勝ハイライトでは、LMGT3クラス初代ウイナーとなった91号車ポルシェ911 GT3 R(マンタイ・ピュアレクシング)の優勝シーンはもちろん、レースの最終盤まで2番手を走行していた93号車プジョーを襲った悲劇的な結末も含め、今大会を代表するシーンを視聴することができる。

■Race Highlights I Qatar Airways Qatar 1812 KM I FIA WEC

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