D’station Racingが2024年スーパーGTカラーリングを発表。田中哲也スーパーバイザー就任も決定

0

2024年03月05日 12:20  AUTOSPORT web

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

AUTOSPORT web

D’station Racingの2024年参戦カラーリング
 3月5日、今季からスーパーGT GT300クラスに参戦するD'station Racingは、アストンマーティン・バンテージAMR GT3エボのカラーリングイメージを発表した。今季もダークグリーンとライトグリーンが組み合わされ、すでに開幕しているWEC世界耐久選手権と同様のカラーとなった。また、チームには新たに田中哲也スーパーバイザーが加わった。

 2024年からスーパーGTに復帰するD'station Racingは、1月11日にアストンマーティンとダンロップの組み合わせ、そして藤井誠暢とマルコ・ソーレンセンの起用を発表。2月14〜15日に岡山国際サーキットで行われたGT3特別スポーツ走行で初めてダンロップを履きテストを行った。

 今季、チームは2月12日に発表された新型バンテージAMR GT3エボを使用することになるが、そのマシンカラーリングが発表された。すでに2月29日〜3月2日にカタールで行われたWEC世界耐久選手権にも新型バンテージAMR GT3エボで参戦したD'station Racingは、チーム、そしてチーム母体のNEXUSグループのアイデンティティであるダークグリーンとライトグリーンのイメージカラーを採用していたが、スーパーGTでも同様の新型バンテージAMR GT3エボのデザインを強調するデザインが施された。

 WECとの違いはスポンサーロゴ、サイドに入ったブラックのライン程度で、グローバルで戦うD'station Racingらしい統一感あるデザインとなった。カーナンバーもWEC同様、NEXUSの創業日である平成7年7月7日に由来する『777』となった。また、新たなチームスポンサーとして、NEXUSグループのフィットネス部門の新事業である『アッシュ・アンパサンド』のロゴがついた。

 この日はさらに3つD'station Racingからニュースが発表された。新たに2023年までMax Racingの監督を務めていた田中哲也がD'station Racingのスーパーバイザーに就くことが発表された。スーパーGTの経験も豊富で、監督としても多くの実績をもつ人物だけに、チームにとっては頼もしい存在となりそうだ。

 また、D'station Racingでは2024年のスーパーGT参戦に合わせ、Youtube『D'station Racing RELOADED'』と題するYoutubeチャンネル(https://www.youtube.com/@DstationRacing_RELOADED)を公開した。再充填(RELOAD)の過去分詞である『RELOADED』を用い、マシンの準備が済んだことを示す動画を掲載していく。そしてチームを彩る人気のレースクイーンユニット、D’stationフレッシュエンジェルズのメンバーも発表された。

 2024年に向けGT300では多くのチームが強力な体制を築いているが、国内外で多くの経験を得てきたD'station Racingの強力な体制、さらにWEC第1戦カタールで2位、3位を占めた新型バンテージ AMR GT3の戦闘力は見逃せない存在となりそうだ。

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定