お手頃な「ICレコーダー」おすすめ3選 AIで文字起こしが可能なモデルも 会議や授業の録音に【2024年3月版】

0

2024年03月05日 18:50  Fav-Log by ITmedia

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

Fav-Log by ITmedia

ソニー ICD-UX570F B

 会議や授業での音声、合唱や楽器の練習など音楽を録音するのに便利な「ICレコーダー」。スマートフォンでも録音はできますが、専用のレコーダーを用意すればスマホを操作しながらでも録音や再生ができるので何かと便利です。

【その他の画像】

 今回は音声の録音に使えるICレコーダーの中でも、比較的安価で会議や授業などの録音に便利なモデルを紹介します。

●長時間の録音には保存容量とバッテリーに注意

 家庭や学校などで音声や音楽を録音するには、かつてはテープレコーダーが主流でしたが、現在はICレコーダーが主流です。スマホのレコーダーアプリを使用しての録音も可能ですが、ICレコーダーを使用したほうが、録音中に自由にスマホを操作できるなど、大きなメリットがあります。通常はICレコーダーを使用し、スマホでの録音は非常手段として準備しておくのが良いでしょう。

 会議や講義などの録音には、比較的安価で一般的なICレコーダーがおすすめです。モデルを選ぶ際には、保存容量とバッテリーがポイントとなります。長時間の録音を想定しているのであれば、大容量でバッテリー駆動時間が長いものを選ぶ必要があります。

 通常のICレコーダーはMP3などの圧縮方式で録音するため、データ容量を節約できる反面、音質は非圧縮の「リニアPCM」に劣ります。バンドのライブ録音や楽器の練習など、音質を重視した録音がしたい場合には、ICレコーダーの中でも「リニアPCMレコーダー」を選ぶのがいいでしょう。

●「録りたい瞬間」を逃さないシンプルレコーダー

 「VN-551PC」は、オリンパスに替わる新ブランド「OM SYSTEM」のシンプルなICレコーダーです。ボディー前面にある録音スイッチをスライドさせるだけで、録音を開始できます。電源がオフの状態からでも録音が開始できるので、録りたいと思った瞬間を逃すことなく記録できるのが特徴です。

 レコーダーが自動で最適な設定をしてくれる「おまかせ録音設定」に対応。「メモ」「会話」「音楽」「LP(長時間)」の4つのシーンから選ぶだけで、自動で最適な設定に切り替わり、録音開始できます。シーンの切り替えは、ボディー前面のボタンを押すだけで、初心者でも簡単です。

 授業の復習などに役立つ「早聞き再生」にも対応。最大3倍速で再生できるので、効率的に聴くことができます。また、0.5倍速の「遅聞き再生」にも対応しており、速くて聞き取りにくいネイティブスピーカーの発音などをゆっくり再生できるので、語学学習などにも便利。公式オンラインストア「OM SYSTEM STORE」での価格は7480円(税込、以下同)となっています。

●再生機能も充実した薄型・軽量モデル

 「ICD-UX570F」シリーズは、ソニーの薄型で軽量なステレオICレコーダーです。自動で適切なマイク感度に調整しながら、背景ノイズも低減して録音する「おまかせボイス」機能を搭載しています。また、高感度かつ低ノイズの内蔵ステレオマイクと、独自開発の録音システムを組み合わせた「Sマイク・システム」を搭載しており、遠くの音や小さな音までクリアに集音できます。

 本体のボタンから録音ファイル全体の10%ごとに送り/戻しができ、聞きたいところを素早く見つけて再生できる「タイムジャンプ」など再生機能も充実。小さすぎる音で録音されてしまった場合は、ファイルの最大音量箇所が音割れしない範囲まで全体的に音量レベルを上げ、聞き取りやすく再生できます。

 約22時間の連続録音が可能な内蔵リチウムイオン電池を搭載。急速充電にも対応し、約3分間の充電で約1時間の録音ができるので、急な会議でも手早く使えます。ソニーストアでの価格は1万7600円となっています。

●文字起こし機能が付いたボイスレコーダー

 「AutoMemo R」は、ソースネクストのAIボイスレコーダーで、音声を自動で文字起こしできる製品です。録音した音声の文字起こし結果は、スマホアプリ「オートメモApp」または、編集もできるWebアプリ「オートメモHome」で確認できます。

 側面の赤い録音スイッチを上にスライドするだけで、素早く録音の開始が可能。電源オフの状態からでもボタン1つで録音開始できます。また、待機モードで1カ月以上持続できる長持ちバッテリーを搭載。5分間以上操作がないときは自動で電源がオフになるので、電源の切り忘れによる無駄な充電の消耗を防ぐことができます。

 本体価格は1万3860円。文字起こしサービスは、無料のお試しプランでは1時間/月までの利用が可能。月額プランは1480円/月、年額プランは1万2800円/年で、どちらも30時間/月までの文字起こしが可能です。

    ランキングIT・インターネット

    前日のランキングへ

    ニュース設定