櫻坂46藤吉夏鈴『新米記者トロッコ』で映画初出演にして初主演決定「ワクワクした気持ち」

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2024年03月06日 07:00  ORICON NEWS

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映画初出演&初主演を果たした櫻坂46・藤吉夏鈴(C)2024「新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!」製作委員会
 アイドルグループ・櫻坂46の藤吉夏鈴(22)が、映画『新米記者トロッコ 私がやらねば誰がやる!』(8月9日公開)で映画初出演にして初主演を務めることが決定した。

【場面写真】映画初出演&初主演を果たした櫻坂46・藤吉夏鈴

 本作は、日本大学藝術学部・映画学科に在籍中の宮川彰太郎氏が授業の課題で制作した1つの企画書が原案。高校の新聞部を舞台にして、誰しもが人生で経験するであろう“学校”という社会の縮図の中の“はしっこ”で奮闘する、新米記者少女の視点を中心に社会で生きる私たちに“善悪”や“正義”とは何かを問いかける、痛快な“社会派”青春エンターテインメント。

 昨年リリースした櫻坂46のシングル「Start over!」で表題曲のセンターを務め、『アオハライド』(24/WOWOW)、NHK夜ドラ『作りたい女と食べたい女』シーズン2(24/NHK)などに出演し俳優としても注目を集める藤吉は、主人公の私立櫻葉学園高校新聞部・新米記者“トロッ子”こと所結衣役に抜てき。トロッ子とは、新聞業界用語で「新人記者」のこと。「まだ記者(汽車)として一人前でない=トロッコ」といった冷やかしの意味合いがある。現在ではほとんど使われていない。

 トロッ子を振り回す破天荒な新聞部部長・かさね役には高石あかり(高=はしごだか)。学園の花形・文芸部部長の西園寺茉莉役は久間田琳加が演じる。そして新聞部の副部長・恩田春菜を中井友望が演じ、次世代を担う新星たちが集結。青春の葛藤と躍動を瑞々しく演じている。

 メガホンをとったのは長編デビュー作『ももいろそらを』(12)で高い評価を受け、『殺さない彼と死なない彼女』(19)『恋は光』(22)など特に若者の心情と情景を繊細かつ大胆に描くことに定評のある小林啓一監督。脚本は『辻占恋慕』(22)や『さよならエリュマントス』(23)などが話題の大野大輔氏が務める。

■藤吉夏鈴/所結衣役 コメント
お話をいただいた時、本当にありがたく同時にワクワクした気持ちでした。はじめましての方々と出会い、一つのものを作っていけるんだと思うと、うれしく好奇心にあふれていました。初主演を務めさせていただけたことうれしく思っています。不安な気持ちもありましたが、寄り添ってご指導いただき、乗り越える事ができました。みなさまに感謝の気持ちです。真実に目を向け、真っ直ぐに突き進む姿は頼もしく特有の輝きがあり、この気持ちを何歳になっても忘れてはいけないんだと、教えてくれました。所結衣ちゃんに感謝の気持ちです。愛される作品となりますように、祈っています。

■高石あかり/杉原かさね役 コメント
出演が決まり小林啓一監督とキャストの皆さんのお名前を聞いた際は、素敵な作品になる予感にとてもワクワクしました。私が演じさせていただいた杉原かさねという役は、赤い炎のような女の子です。主人公を引っ張り振り回していく、情熱的で猪突猛進型、何にも囚われず探究心の為ならなんだってやるような女の子。真っ直ぐすぎるゆえ敵も多いですが、そんなところも愛おしいと思えるキャラクターです。大胆に、喜怒哀楽100%で挑みました。登場人物全員が魅力的で、一人一人を応援したくなる作品です。ぜひ劇場でご覧ください!

■久間田琳加/西園寺茉莉役 コメント
出演が決まったときは、同世代の皆さんとご一緒できる、学校が舞台の作品に出られるということで、クランクインが楽しみになりました。私が演じた西園寺茉莉は、高飛車でボスのような女の子です。文芸部の部長として、いつも小説のコンクールで最優秀賞を受賞しています。でもそれには秘密があり、その秘密をめぐって、物語の最後には大どんでん返しが…。「誰かにちゃんと認められたい」という気持ちがさまざまな形で描かれている作品です。そんな気持ちに共感して観ていただけるとうれしいです。

■中井友望/恩田春菜役 コメント
脚本をはじめて読んだ時、ただただ単純に「おもしろ!」と思ったのを覚えています。文字で物語を追っているだけで、何かが動き出しそうなワクワク感を感じ、そこに自分も参加できることがすごくうれしかったです。私は、高石さん演じるかさねと同じ新聞部員の春菜を演じさせていただきました。自由奔放に我が道を進むかさねの横での春菜の立ち回りにも注目していただけたらなと思います。小林監督の隅々までこだわる面白い演出に、改めて映画作りとはこんなに楽しいんだと気付かせていただきました。ぜひ、公開を楽しみにしていてください!

■小林啓一監督 コメント
大野大輔さんの脚本を読ませていただいた時から、ワクワク感が止まりませんでした。考えもなしに「やらせてください!」と言ったものの、よくよく考えると、力ある脚本の功罪で「結構、難しいぞ」とかなり後悔しました。しかし、役者の皆様とスタッフのおかげで、想像以上に練りに練った作品が出来上がりました。特に主演の藤吉夏鈴さんは、リアルとフィクションの間、儚(はかな)さと強さをあわせ持つ、今までにないヒロインを作り上げてくれました。また高石あかりさん、久間田琳加さん、中井友望さんも非常にフレッシュで、映画の輪郭を太く濃くしてくれています。彼女たちのエネルギーが世の中を明るくしてくれると思います。ここ最近、つらくて目を背けたくなる事ばかりですが、この映画で何か貢献できればうれしいです。
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