サウジアラビアが新F1サーキット『スピード・パーク・トラック』のイメージを公開。ハイライトは20階の高さのターン1

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2024年03月06日 07:50  AUTOSPORT web

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サウジアラビア・キディヤ『スピード・パーク・トラック』のイメージ
 サウジアラビアが、キディヤに位置する新サーキットのプロジェクトに関し、最新情報を発表、サーキットのイメージを公開した。このサーキットでは将来F1レースが行われる計画だ。

 2021年にF1カレンダーに加わって以来、F1サウジアラビアGPはジェッダ市街地サーキットで開催されている。しかしサウジアラビアは、将来は常設サーキットでの開催を目指しており、キディヤ・インベストメント社(QIC)は、3月5日、新サーキット『スピード・パーク・トラック』に関する計画について最新情報を発表、サーキットのデジタル画像を公開した。

 レイアウトデザインを担当したのは、元F1ドライバー、アレックス・ブルツと、高名なサーキットデザイナーのヘルマン・ティルケだ。『スピード・パーク・トラック』は21のコーナーを持ち、地形を利用して108メートルの高低差を取り入れた、反時計回りのレイアウトで、ストリートサーキットセクションも含まれる。設計者によると、このサーキットの目玉は、ターン1『ブレード』で、地上20階以上に相当する70メートルの高さまで上昇するという。

 また、観客席は従来のグランドスタンドとは異なり、見晴らしの良い場所と展望テラスにより、「観客に没入型の体験を提供する」ものになるということだ。サーキットには、コンサート会場、ジェットコースター、ウォーターテーマパークなどが設置される。

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