<名づけのジャンル分け>時代問わず人気?植物にちなんだ「ボタニカルネーム」あなたも当てはまる?

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2024年03月06日 15:30  ママスタセレクト

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みなさんは子どもの名前を決めるとき、どんな思いを寄せて命名したでしょうか。字画から選んだ人や、愛らしい花を想像して命名した人、憧れの著名人の名前を参考にした人もいるかもしれません。ママスタコミュニティにもあるママから子どもの名前についての投稿が寄せられました。紹介します。
『娘のクラス、女の子全員、ボタニカルネームばかり。名前についている漢字が、花、桜、咲、楓、葉、芽、葵、菜、柚など……』
近頃の女の子の名前に「植物にちなんだ漢字」が入っていることが多いと思った投稿者さん。そのような名前がちまたで「ボタニカルネーム」と呼ばれていることを知ったようです。ブームになっていると見聞きし、周りの子たちの名前を意識しはじめたのかもしれませんね。そして娘さんのクラスの子の名前を確認し、全てのお子さんが該当すると気づいてあらためて驚いたとのこと。投稿者さんの娘さんの名前もまた、ボタニカルネームにあたるようです。こちらのママの声に、ママスタコミュニティのママたちはどう答えたのでしょうか。

ボタニカルネームという呼び方にビックリ!


『私も菜が入っている、アラフォーだけれど初めてボタニカルネームと知ったわ』
『ボタニカルネーム、はじめて知った』
『オシャンティな響きやん』
「ボタニカルネーム」という呼び方をはじめて知り、驚くママたちの声が寄せられました。このジャンル名、面白いですよね。なかには自分自身の名前を振り返り、「菜」が入っているから実はボタニカルネームだった! と気づいたママも。初めて聞く新鮮な響きに、どこかオシャレな雰囲気があると喜ぶ声が複数寄せられました。

周りに多い!パーフェクトボタニカルネームも

『うちの子の幼稚園クラスもだよ。ボタニカル縛りでクラス分けしたでしょと思った』
『娘の幼稚園のクラスはすみれちゃん、さくらちゃん、かえでちゃん、ゆりちゃん、ももちゃん、らんちゃんが見事にそろっていた』
『柚葉ちゃん、パーフェクトボタニカルネーム』
『うち旦那も私も娘たちもボタニカルネームってやつだったわ』
周りにいるボタニカルネームの名前の例を教えてくれるママたちもいました。その声を聞くと、いかに植物にちなんだ漢字が名付けに人気なのかがよくわかりますよね。名前の漢字がすべて植物の場合、「パーフェクトボタニカルネーム」という表現をしているママもいました。
そして苗字に関しても、植物にまつわる漢字が多いと気づかされます。ありきたりに思える「鈴木さん」「伊藤さん」といった苗字にも、木、藤といった漢字が使われています。それについても「ボタニカルネームにあたるのでは?」との声があり、「一族総ボタニカル!」といったツッコミを寄せてくれたママもいました。苗字を付けたときの私たちの先祖がいかに自然とともに暮らしてきたのかがみてとれますよね。

ブームは今に始まったことではない!?


『昭和の時代でも普通にクラスに何人もおったけどな。梨花、美咲、葉子、春菜』
『うちの曾祖母、梅ちゃん。大正生まれの102歳』
また「ボタニカルネームのブームは今に始まったことではなく、昔からあった」といった指摘も寄せられました。たしかに「梅さん」「お菊さん」などと言うと、明治や大正生まれなどのおばあちゃんの姿を想像するかもしれません。昭和生まれのママからは「美咲」や「春菜」が人気だったという声もあり、それを考えるとボタニカルネームの名付けは今に始まったことではなさそうです。

ボタニカル以外にも……

『どのあたりまでボタニカルなんだろう。花、菜、葉あたりはボタニカルな印象あるけど、枝とか実になるとボタニカルさが薄れる。あと根や茎は名前ではまだ見たことないな』
『ボタニカルじゃない子もチラホラいる。海、風、月、凪みたいなネイチャー系が多い。ボタニカルでもネイチャー系でもない子は礼、凛と、美、愛、絵、沙のような字を含む』
『そう考えたらなんかジャンル分けしたら楽しそう』
なにをもってボタニカルネームとするのか、その定義は人それぞれのようです。そして植物にちなんだボタニカルネーム以外にもさまざまなジャンル分けがあるようですね。自然を連想させる「海、風、月、凪」などが入る場合はネイチャー系の名前、ネイチャーネームという言い方もあるそうです。こうした自然にちなんだ名前を命名するのは、それだけ貴重であり大切にしたいといった時代の気運もあるのではないでしょうか。裏を返せば「自然は永劫にあるのではなく、だからこそ大切にしたい」といった意識が働いているのかもしれません。

すると未来はどんな名前がブームになるのかも気になるところです。もしかしたら宇宙に目を向ける人が多くなり、月や木といった惑星にちなんだ名前が人気になる日もくるかもしれませんね。

文・安藤永遠 編集・井伊テレ子 イラスト・天城ヨリ子

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