<夫、ローンで頭がいっぱい>妻に押し切られたマイホーム。返済への不安【第4話まんが:夫の気持ち】

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2024年03月06日 22:00  ママスタセレクト

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【第1話】から読む。
前回からの続き。俺(イクヤ)と妻(カオリ)はともに33歳で結婚3年目です。子どもは1歳の息子(タケル)が1人います。俺たち夫婦は結婚当初からマイホームを持ちたいと話していました。そして先日、念願のマイホームを建て、引越しを済ませたところです。本来なら新生活スタート! と言いたいところですが、どうも気分が乗りません。なぜなら、俺は建売住宅でよかったのに、妻がはりきって注文住宅にしたからです。「気に入った建売住宅があったのに、妻の押しが強すぎて注文住宅になってしまった」という気持ちがどうしてもぬぐえません。

渋々ながらも納得したものの……。
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ローンの手続きの日は思った以上に緊張しました。いざ金額を目の前に、胃がキリキリ……。「ちゃんと返済していけるんだろうか?」「もし会社をクビになって、返済が滞ってしまったら?」起きてもいないことを不安に思うな、なんて言われるかもしれませんが、やはり先が見えないからこそ不安なのです。さらには「地震や火事が起きたらどうなる?」「将来、家の価値がすごく下がったら?」次々に妄想が膨らんでしまい、元来、気の小さい俺は、ネガティブな方向に考えることが増えていきました。

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それに対し妻はいつも楽しげで、やれインテリアはどうしたい、庭をどうしたいなどと浮かれているように見えます。俺の気持ちなんて知ろうという気配すらない。

そんなある日、妻の母と俺の母が同じ日に新居を訪ねてくることになりました。正直、俺は乗り気ではありませんでしたが、親としては子どもが建てた家を見たいのでしょう。相変わらずモヤモヤした気持ちのままその日を迎えました。

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心配性な俺は、マイホームを購入したことへの不安がまだ残っているのが本音です。でもせっかく買ったのだから、少しでも楽しく過ごせるよう、この家で家族との思い出をたくさん作っていきたいと思えるようになりました。俺が前向きな話をするようになり、妻も嬉しそうにしてくれます。そんな妻の笑顔を見て、俺は不安なことも少しずつ伝えられるようになりました。妻もそんな俺の気持ちを受け止めてくれるので、話してよかったです。たとえ将来家の価値が下がっても、家で過ごした経験や思い出は、何より価値のあるものになるはずだと思いたいです。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・べるこ 編集・秋澄乃

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