横澤夏子、妊娠中に諦めた仕事　8ヶ月で『細かすぎて』オーディション受けるも「『妊婦さんを奈落の底に落とせない』と」

　俳優の菜々緒（35）、タレントの横澤夏子（33）が7日、都内で行われた解熱鎮痛剤ブランド『EVE』の『BeliEVE Project』の発足イベントに参加した。

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　女性は、5年目を起点にキャリア形成の難しさを感じ始める傾向がある。現在は3児の母である横澤は自身のキャリアを踏まえ「5年ではなったですけど、5年ってなると結婚する方がいたり、出産したりする方がいたりとかで。私も仕事頑張ろうって思ってたんですけど、妊娠をするとやっぱりできなくなることも多いんだなと思った」と明かす。

　その仕事について横澤は「『細かすぎて伝わらないモノマネ』に出て、テレビとかもたくさん出させていただけるようになったんです。その『細かすぎて伝わらないモノマネ』に妊娠中も出たいなって思って、妊娠8ヶ月の時にオーディション行ったんです」と愛する番組の出演を最後まで粘ったそう。

しかし、同番組は地面が開いて奈落へ落ちるところまでが“様式美”。それだけに横澤は「スタッフさんに『妊婦さんを奈落の底には落とせないよ』と（笑）。そりゃそうだって思うんだけど、やっぱり妊娠と仕事を両立すること、どっちもが手にできないんだなって思った」と芸人ならではの妊娠とキャリアの両立の難しさを語った。

　菜々緒も「やっぱり仕事が好きな女性はギリギリまで働きたい方もいらっしゃいますよね。自分だけじゃなくて、周りの人にも心配させてしまうんじゃないか。そういったものもありますよね」と同調。横澤は「気持ちはそうであっても、現実的にはできないことっていうのがたくさんあるんだなって思いました。（『細すぎて伝わらないモノマネ』の）奈落の底はスポンジがいっぱいあって、守ってはもらえるんですけど（笑）。何が起きるかわからない。難しいなって思いながら帰ったのを覚えています」と懐かしんでいた。

　『EVE』の目標を掲げて生きる女性が本来持つ力を発揮し、前へと進み続けられる未来を作るプロジェクト。8日の国際女性デーに合わせて始動する。