杉浦太陽、息子の言葉でトラウマ克服 健康維持へ励む日々に「あとは妻から『大好き』があれば」

1

2024年03月07日 14:59  ORICON NEWS

  • 限定公開( 1 )

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ORICON NEWS

息子の言葉でトラウマを克服した杉浦太陽 (C)ORICON NewS inc.
 俳優の杉浦太陽が7日、東京・御茶ノ水の順天堂大学で開催された「マイウェルボディ協議会」のメディア発表会に参加。20代女性の5人に1人が「やせ」に該当する日本の現状についてトークを行い、自身の体型がコンプレックスだった過去などを明かした。

【写真】微笑ましい…笑顔あふれる杉浦太陽&辻希美

 同協議会は、内閣府戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の研究開発テーマ「女性のボディイメージと健康改善のための研究開発」における取り組みの1つとして発足。「ひとりひとりが自分らしく、心地よくあり続けられる健康な身体を、自らの意志で選択できる社会をつくる」をパーパスとし、自分らしく心地よくあり続けられる健康な身体=ウェルボディの実現に向け、社会的ムーブメントやボディイメージ教育、健康支援を通じて根本的な価値観転換を進めていく。

 発表会では、はじめに元陸上競技選手で順天堂大学スポーツ健康科学部准教授、本協議会の副幹事を務める室伏由佳氏が講演。その後、モテクリエイターの“ゆうこす”こと菅本裕子、モデルで俳優の莉子、辻希美&杉浦夫婦が加わり、トークを行った。

 杉浦は「僕も学生時代は太っていて、同級生からお腹の肉をつかまれたりしていじられたことで、トラウマのようになってしまった」と告白。その後「運良く身長が伸びて、結果的に痩せることができた」が、「この仕事を始めてからもあの頃の体型に戻るのが怖くて、スープだけとか梅干しと昆布だけしか食べないという日も多かった」という。

 辻も「結婚当初は本当に細くて」と回顧。同じく杉浦も「肋骨が浮いているような体型だった。健康診断の血液検査でもよく引っかかっていました」と振り返るが、ある日「息子から『パパ、ウルトラマンなのにダサい』って言われて。それで『じゃあ変身してやろう』と思ったんです」と体質改善を決意。

 結果「筋トレを始めて、筋肉だけで15キロ増やした」と語り、「血液検査にも引っかからなくなった。体重は増えたけど健康になった」と、“数字”ではなく健康的であるか否かに目を向けるべきだと強調した。

 4人の子の親となった現在は、「子どもたちの健康を気にしすぎてしまって、息子たちについ『ちょっと太ったんちゃうか。運動したほうがええぞ』と言ってしまうことがある」と反省も口にしつつ、辻と口をそろえて「無理なダイエットや不確かな情報で健康を害することがないように、家族で気軽に話せる環境を作りたい」と力を込めた。

 最後に「ウェルボディに向けてこれからやっていきたいことは?」というテーマのフリップトークが行われると、杉浦は「心身ともに健康に!!」としたため、「心と体はリンクしている。体だけでなく、メンタルのケアも大事にしてほしい」と呼びかけ。そして自身は「トレーニングを続けているので体の健康は問題ない。あとは妻からの『大好き』があれば…」と隣の席を見やり、辻からの「…大好きです!」で“心のケア”も実践してみせた。
    ニュース設定