日テレ、水10ドラマ33年の歴史に幕「皆様に愛していただいた」 土曜9時にドラマ枠を新設

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2024年03月07日 16:29  ORICON NEWS

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日本テレビ(C)ORICON NewS inc.
 日本テレビは7日、2024年春の改編説明会を行い、水曜午後10時から放送していたドラマ枠の終了を改めて発表した。

【写真】現在放送中の“水10ドラマ”は川栄李奈が主演

 1991年から連続ドラマを届けてきた水曜(午後)10時のドラマ枠が33年の歴史に幕を閉じる。同枠はこれまで、『続・星の金貨』(1996年)、『ハケンの品格』(2007年)、『家政婦のミタ』(2011年)などの名作を生み出してきた。

 土曜午後9時からドラマ枠が新設されるが、江成真二コンテンツ戦略局総合編成センター部長は「水ドラは、長年非常に視聴者の皆様に愛していただいた枠でございます。コンセプトもしっかりとさせて、ここまで公表してまいりました。今回、土曜日にドラマを移すいうところでございますが、土曜日は比較的若い視聴者層の方の多い時間帯というところに、歌番組およびドラマという形で積極視聴コンテンツを並べる。土曜日の夜、日本テレビで楽しんでいただきたいという狙いがございます」と説明していた。

 今後、同枠は新バラエティー番組『世界頂(いただき)グルメ』を放送。お笑いコンビ・ハライチ(岩井勇気、澤部佑)とタレント・佐藤栞里がMCを務め、これまでに特番として3回放送された。世界の驚きの地元メシを発掘するバラエティーで、どんな人が、どんなごはんを、どんな思いで食べているのかを探り、世界各国で愛されている一番うまい地元メシ=「世界頂グルメ」を探し出し、深掘りする。現地に行かないとわからない食や食文化を見つけ、新しい学びがある幅広い世代に愛される番組を目指す。

 同局は改編の目標に「視聴率目標を原則『コア』に振り切ることにより、より魅力あるコンテンツ制作強化」「配信を新たに目標に加えて、『放送』『配信』の両方でトップを目指し、地上波回帰を促進」を掲げ、改編率は全日5.7%、ゴールデン帯10.8%、プライム帯16.7%となった。

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