3月末で日テレ退社の藤井貴彦アナ、ゲストとして改編会見に登場 多忙な日々に苦笑い「まだサブスク」

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2024年03月07日 16:29  ORICON NEWS

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日本テレビの藤井貴彦アナウンサー (C)ORICON NewS inc.
 日本テレビは7日、2024年春の改編説明会を行い、3月末で日本テレビを退社する藤井貴彦アナウンサー(52)が特別ゲストとして参加した。

【写真】後輩思いな一面…『ZIP!』ポーズを披露する藤井貴彦アナ

 藤井アナは、1971年12月生まれ。東京都出身。1994年入社で報道番組『news every.』(月〜金 後3:50)のメインを14年間務める“日本テレビ史上最長の夕方の男”。先日発表された「好きな男性アナウンサーランキング」(ORICON NEWS)では1位に輝き、4月からは有働由美子キャスターの後任として同局系報道番組『news zero』(月〜木 後11:00、金曜 後11:30)でメインキャスターを務める。

 改編会見に登場した藤井アナは「まだ日本テレビの社員なのに、ゲストとして改編会見に参加して申し訳ないんですけれども」と恐縮。「4月以降は日本テレビの藤井貴彦と名乗ることができなくなりまして。この間、被災地、能登半島の地震で取材に行ったんですけれども、ついつい『日本テレビの藤井でございます』、『日本テレビの藤井でございます』と言って取材をするんです。今後どうやって言ったらいいのか」と後輩の藤田大介アナウンサーに悩み相談。「日本テレビだった藤井貴彦」と藤田アナから提案されると藤井アナは「『だった』という表現に変えればいいわけですね。なるほど。『日本テレビだった藤井貴彦』で4月からやっていきたいと思います」と笑わせた。

 3月いっぱいで会社員生活を終える。「満30年アナウンサーをやってまいりまして、今度の4月から31年目ということになります。それを1つのきっかけにして、会社員から卒業させていただいてフリーで活動させていただくことになりました。一抹の寂しさはあるんですけれども、4月以降も『news zero』という番組を一緒に進めていくことができるということで。メンバーも勝手知ったる報道局の後輩たちでございます。私だけちょっと肩書きが変わるんですけれども、日本テレビの総力を結集した番組であることに間違いはありませんので、ぜひご期待いただきたいと思います」と意気込んだ。

 また「3月いっぱいで会社員が終わりまして、4月以降はお金が発生するということになるんですけれども、会社もそのことをよく分かっておりまして、サブスク扱いでどんどん仕事を入れてくるということになっております」と3月は多忙は極めているそう。この日も「あと少しで『news every.』が始まろうというのに、この番組説明会に出てくれということで。私の先輩であります藤井恒久さん、元アナウンサーですけれども『どうしても出てくれ』ということで。もうお百度参りのような状況になっておりまして断ることができませんでした」と先輩をイジってニヤリ。「4月以降も日本テレビの番組を作ります。一員として全力を尽くしていきたいと思っておりますので、引き続きどうぞよろしくお願いします」と話していた。

 4月以降の『news zero』も言及。特殊なモニターを仕様することを明かし「ぜひ番組をご覧いただきたいと思いますがあっと驚く大きさでございます」と予告。そして「ライブを中心にお届けしたいと考えております。私が番組スタッフにお願いしたことがいくつかあるんですが、『夜景を見せてほしい』、『今を見せてほしい』ということをお願いいたしました。もう1つは『夜9時以降に発生したニュースを必ず項目に入れてください』とお願いしました。『news zero』の時間帯になりますと、世の中が動いていないかのような錯覚に陥るんですが、必ず世の中は動いている状態でございます。その動きを『news zero』で必ず捉えようと。ライブに、生放送に注力をした『news zero』になっていくものと思われます。」と宣言した

 一方、『news every.』は鈴江奈々アナウンサーと森圭介アナウンサーがダブルメインキャスターとなる。藤井アナは「実は鈴江さん、こんなふうな方に見えてエンジンです。ものすごいエンジンです。一方、森圭介さんはバランスを持ってますので、ハンドルです。森圭介さんがハンドルを握りながら、素晴らしいエンジンである鈴江と一緒にコンビを組んで『news every.』をこれからも伝えていくということになります。私が丸14年になりましたので、15年目の『news every.』となりますが、この後も日本テレビの言わばエースのニュース番組として活躍してくれるものと思います。エンジンとハンドル、この2人がどんなバランスを見せていくのか、ぜひご期待いただきたいと思います」と呼びかけていた。

  最後は「先ほどサブスクとお伝えしましたけれども、明日『ヒルナンデス!』に出演します。そして、明後日は『ニッポン人の頭の中』スペシャル2時間枠にも出演いたしますので。24年4月期の改編の説明会ではありますが、明日、明後日もぜひご期待いただきたいと思います。まだ現在サブスクでございます。日本テレビアナウンサーの藤井貴彦でございました。これからもどうぞよろしくお願いします。ありがとうございました」とオチをつけた。持ち時も5分ピッタリ。笑いもありながら番組への期待感をあおるあいさつに藤田アナも脱帽していた。

 同局は改編の目標に「視聴率目標を原則『コア』に振り切ることにより、より魅力あるコンテンツ制作強化」「配信を新たに目標に加えて、『放送』『配信』の両方でトップを目指し、地上波回帰を促進」を掲げ、改編率は全日5.7%、ゴールデン帯10.8%、プライム帯16.7%となった。
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