スポーツブランド『リーボック・ジャパン(Reebok Japan)』の田中裕輔社長が7日、自身のXを更新。SixTONESとのコラボレーション契約を終了したことに言及した。
【写真】過去には…SixTONESプロデュースモデルのスニーカーも発売 田中社長は6日、Xを通じて5日をもってコラボレーションの契約が終了したことを報告。その後、その投稿を消していた。
田中社長はこの日「昨日はリーボックサイトやSNSからSixTONESバナーが無くなった事に驚くファンの皆さまからの問い合わせが殺到したため、通常の『年間契約の終了』である事、また今年度に関しても引き続き協議中である事を伝えるべくポストしました」と説明。「意図を正確に伝えるべく改めてわたしのスタンスを詳しく明示します」と記した。
「昨年の旧ジャニーズの騒動において、我々は、経産省のガイドラインに基づき、安易な取引停止ではなく取引継続と対話という選択を採りました」とし、「騒動時はさまざまなメディアがそこで働くタレントを守るのではなく、沈黙してしまった事に関して反省する発言をなさっていました」と説明。
「今回、被害者への救済や損害賠償はスマイルアップ社、事務所運営はスタート社に会社分割されましたが、スタート社も引き続き●メディアや企業を沈黙させない責任 ●公正で透明な企業活動をする責任 ●従業員(タレント)や顧客(ファン)に対して真摯な対応をする責任は当然ながら負っています」と指摘。「そしてそれに反する可能性がある行為が認められた場合、企業としてもそこに働きかけて行く、話すら聞いてもらえない場合はSNSなどオープンな場で公開して行く。これもガイドラインに沿った責任ある広告主のあるべき行動であると考えています」とスタンスを明かした。
「人権侵害は会社分割したから、で解決する程、簡単なものではありませんし、そのためにも我々は2度と沈黙してはならない、そう考えています。我々は右にならえの安易な取引停止もしませんし、ただ利益が得られるからという安易な新契約締結もしません。企業、タレント、顧客という、ステイクホルダー全員が幸せになる契約締結に向けて、引き続き、対話を続けて参ります」と思いを記した。