【R-1グランプリ】kento fukaya、東京進出前の大勝負 キーワードは「リラックス」【コメント全文】

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2024年03月07日 18:45  ORICON NEWS

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『明治プロビオヨーグルトR-1presents R-1グランプリ2024』決勝に出場するkento fukaya(C)カンテレ
 カンテレ・フジテレビ系で9日生放送されるピン芸日本一決定戦『明治プロビオヨーグルトR-1presents R-1グランプリ2024』(後6:30〜)に出場するkento fukaya(34)のインタビューが到着した。

【写真】「R-1には夢がある」大阪ピン芸人から優勝を狙うkento fukaya

 愛知県出身でNSC大阪校33期をへて、吉本興業所属、芸歴13年目。『R-1』決勝は2年ぶり3回目。シュールなフリップ芸などが評価され、よしもと漫才劇場で活躍してきたが、今年4月に拠点を東京に移す予定で、優勝ではずみをつけたい。

―決勝進出が決まった瞬間を振り返ってみていかがですか?
最高です!出来すぎてますね。今まではR-1に向けて1年かけてネタを作ってたんですけど、今回は芸歴制限の撤廃が発表されてからだったので、準備期間が短くて。正直、決勝には行けないんじゃないかと心のどこかで思っていました。でも、やりたかったネタが予選の1週間前に一生仕上がらないことに気づいてしまったタイミングがあって。そこで良い意味で諦めがついたというか、もうこうなったら好きなことをやってやろうというモードに入って、気持ち的にリラックスできました。そうしたら準々決勝も準決勝も良い感じにできたので、もしかしたらこれが僕に合っているのかもしれないなって。今回は新しいkento fukayaが出せるんじゃないかなと、今はめっちゃリラックスしてワクワクしています。

――芸歴制限撤廃を聞いた時の心境は?
やめてくれよ、もう俺らを復活させないでくれよって(笑)。でも、始まったら本当に面白い兄さん方と戦えるし、久しぶりに賞レースやってんなって感じられたので。気持ちはしんどかったですけど、今となってはやりがいがあったなと思っています。

――ファイナリストの中で一番負けたくない人は?
まじで決勝にいったことが奇跡だと思っているので、周りを特に意識しているわけではないんですけど…強いて言うなら寺田くん(寺田寛明)ですね。初めて決勝に行ったタイミングも一緒だったので、ちょっとライバル意識はしてしまいます。

――予選では、大阪で活動する芸人たちの一体感が印象的でした。
恥ずかしいんですけど、僕“友情”が好きなので(笑)。大阪のメンバーは全員好きで絆もめっちゃ強いですし、本当に仲良い人と一生一緒にやれたらいいなと思っています。真輝志とも一緒に決勝いけてよかったね、とよく会話をしてお互いを鼓舞していますね。

――春には東京進出が控えています。優勝したら出てみたい番組はありますか?
南海キャンディーズの山里さんと一度NGK(なんばグランド花月)で一緒に仕事をさせてもらって、すごくよくしてもらって。初めてこんな上のクラスの方とご飯に行かせてもらってうれしかったので、優勝したら山里さんに報告して“頑張ったんだね”って言ってもらいたいです。あと、ずっと麒麟の川島さんも好きなので、いつか番組に呼んでもらって深くしゃべれたらなと思います。

――自分の強みや持ち味はどこにあると思いますか?
お客さんを巻き込むところですかね。今回のR-1で気づいたんですけど、僕は緊張したら本当にダメなタイプで。当たり前なんですけど、緊張したら隠せる人もいる中で、僕のネタは緊張が伝わってしまったら見てられないので。リラックスして挑めたら、お客さんを巻き込んでパフォーマンスできるんじゃないかと思っています。

――ピン芸の魅力はどこにあると思いますか?
やっぱり泥臭いところですね。予選で戦ったメンバーを見ても、シンプルにコント、モニター、漫談もあるんですけど、3メートルくらい風船を飛ばす人とか、ロボットで出てくる人とか。もう何と戦っているんだっていう。ピン芸は、漫才よりもコントよりも明らかに“人間力”。一番“己”で戦っている泥臭さがかっこいいなと思います。

――自分にキャッチコピーをつけてください!
【世界一運がある男】です。準々決勝は大トリの1個前、準決勝はトリでした。予選で機材トラブルとかもあったんですけど、それを乗り越えて決勝に進んだってことは、まじで今年運あるなと。【世界一運がある男】もしくは【ミラクル・オブ・ザ・マン】ですね。

――決勝の目標と意気込みを教えてください!
“リラックス”は僕にとってかなり重要な言葉です。まずは、目がバキバキにならないように。あとは、良い子ちゃんぶらずに、ありのままの自分で挑むこと。リラックスしてネタをやる姿を、審査員やお客さん、視聴者の皆さんに見てもらえたらなと思います。

――最後に、kento fukayaさんにとって『R-1グランプリ』とは?
【寿命を縮める夢物語“寿縮夢”(じゅちむ)】です。芸歴制限でR-1に出られなかったのは去年だけなんですけど、いざ戻ってきたら賞レース期間ってこんなに苦しかったのかと。OBがふらっと部活に現れて練習やってみたらキツイみたいな感覚で。これが当たり前の生活だったんだと思うと、心臓がキュッってなりました。永久にチャレンジしていたら寿命が縮むなと思いますが、R-1には夢があると思っているので。そんな思いを込めた【寿縮夢】です。

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