アイカちゃんにママから注意すると聞いていたのに、娘が遊びから帰って話を聞くと「アイカちゃん今日もミコちゃんにおごってもらってた」と、言うのです。
娘はアイカちゃんに「お母さんにダメって言われなかった? って聞いたけど、『でも私だっていっしょに食べたいもん』ってアイカちゃん言ってた」と、話すのです……。
アイカちゃんはアイカママに注意されたものの、やはり駄菓子が食べたくなるみたいで、まだミコちゃんのおごりは続いているようでした。
後日、娘はミコちゃんとふたりのときにも話したのだとか。でも、ミコちゃんは「私たちだけたべるのもなんかイヤだし……。それにアイカちゃんだけ食べないのはかわいそうだもん」と、言ったのだそうです。
|
|
娘たち3人とアイカママ、それぞれの言っている内容はわからなくもありません。
その2日後、ミコちゃんが娘を迎えにきたとき、娘には事前に許可を取り、私からも話をしてみることにしました。
私からもミコちゃんに話してみましたが、状況は変わりませんでした……。
やはり事情を知っていて知らん顔を決めるのはよくない気がしました。アイカママにあとになって「私はいまだにおごってもらうのが続いているなんて知らなかった。知っていたのにどうして教えてくれなかったの?」と言われるのもイヤです。かといって、アイカちゃんに合わせて全員駄菓子を買うのをやめさせるのは娘たちの楽しみを奪うようで気が進みません。私は再びアイカママに連絡をとるべきか、ミコママの連絡先を入手して相談すべきか迷います。
【第3話】へ続く。
|
|