4ヶ月半のがん闘病、“個室”利用で「400万近い費用が治療費以外に必要」 フリー転身で手当てもなく…笠井アナが告白、

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2024年03月08日 11:20  ORICON NEWS

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笠井信輔アナウンサー (C)ORICON NewS inc.
 フリーアナウンサーの笠井信輔(60)が8日までに自身のインスタグラムを更新。がん闘病中にかかった費用について明かした。

【画像】公開した闘病中の部屋の様子

 笠井はフリー転身直後の2019年12月に悪性リンパ腫を患った。ステージ4のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫だった。約4ヶ月半にわたって入院して、抗がん剤の治療を受けた。

 笠井は投稿で「がんになると、確かに医療費がかかります」とし、「保険証を出せば、3割以下の負担になる 日本の皆保険制度は素晴らしいなと、患者になるとつくづく感じます」と感謝しつつも「ただ 薬も高いですし、なんだかんだ言ってお金かかるんですよね 特に厳しかったのは、個室代金」とつづった。

 闘病中の状況について「私も妻も当初、大部屋に入ろうとしていたのですが『ステージ4、アグレッシブな予後の悪いがんタイプ』と言う私の病気の進行具合と、その他様々な事情でナースセンターに1番近い個室に入ることになりました」と報告。「保険証きかないんですよね 個室は…」と吐露した。

 個室の料金については「都内の大きな病院ですと、一般個室で2万5000円以上するところがほとんどです ちょっとした高級ホテル がん治療のできる地方の病院ですと一般的な個室は1万円から1万5000円位ではないでしょうか?」とし、「私の一般個室は、1日3万円ほどでした」と明かした。

 入院中にかかった個室料金は、「1ヵ月で90万円 4ヶ月で360万円 さらに、2週間と消費税で ざっと400万円ほど」という。

 続けて「一般サラリーマンですと 4〜5ヶ月入院で、1日も会社に行かなくても、休業補償や健康保険組合の傷病手当で、基本給の6割から7割はいただけるはずなんです しかし、私は、がんと診断される2ヶ月前にフジテレビを辞めたばかりでした」とフリー転身後の状況について説明。「役所など様々なところに電話をして支援を求めましたが『退職したばかりだとダメです』と、何も助けもありませんでした」と明かした。

 家計は苦しくなる一方、個室のメリットも報告。「精神的に本当に楽になりました」「クリスマスや節分もちょっと派手にできました(笑)」「4ヶ月半もの苦しい入院生活を乗り越えられた1つの要因として 『個室だった』と言うのは私にとっても家族にとっても大きな事実でした」としている。

 この投稿に反響が集まった中、「病院側の都合で個室に入ったのならば個室料金は無料ではないか」という指摘を受け、投稿の後にコメントを追記。

 当時、病院側から「治療が厳しくなるので、個室の方が乗り越えやすいでしょう、看護もしやすくなります あと私の仕事を考えると個室の方が良いのではないか」という提案があり、大部屋希望だったが自身の判断で個室に変更したことを説明。「言葉足らずでした」とお詫び。「4ヶ月半の間、他の患者さんとの交流は一切ありませんでした これは厳しかったですね」とし、改めて個室のメリットとデメリットを伝えた。

このニュースに関するつぶやき

  • 食事、個室費用は適応外だけど、限度額認定証を前もって用意する、後から高額医療費請求はくそめんどくさいから
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