野沢雅子『ドラゴンボール』孫悟空と出会い「とっても幸せです」 過去インタビューで思い語る

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2024年03月08日 14:24  ORICON NEWS

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(左から)野沢雅子、古川登志夫 (C)ORICON NewS inc.
 漫画『ドラゴンボール』作者で知られる漫画家・鳥山明さんが1日に、死去した。68歳。『ドラゴンボール』(DB)の公式サイトで8日に発表された。アニメに出演している孫悟空役・野沢雅子、ピッコロ役・古川登志夫にとって『ドラゴンボール』は、どのような存在になっているのか。ORICON NEWSの過去のインタビューで思いを語っていた。

【動画】『ドラゴンボール』裏話を語る野沢雅子&古川登志夫

 アニメ『ドラゴンボール』が放送されたのは、1986年。ピッコロ役の古川は「作品からはもちろんですが、野沢さんから学んだと言った方がいいかもしれません」と告白。

 「他者に思いをいたすという言葉が昔からありますが、野沢さんは自分以外の人のことにいつも気を配っていらっしゃいます。主役で一番大変なのに新人にまで気を配っていらっしゃる姿を見て、『ドラゴンボール』のキャラクターの“優しさ”にもつながっているのだなと感じました」と打ち明けた。

 さらに、「新人の方が緊張してかんだりしたら必ず声をかけてあげるんですよね。『私は若いころもっとできなかった』と差し入れのお菓子を渡したり、コーヒーを入れて持ってきたりするのを見て、こういう先輩でありたいと学びました。作品からもそうですし、実際に野沢さんとご一緒させていただいて学んだことです」と語る。

 一方、孫悟空役の野沢は「いろんな意味ですごく影響を受けていると思います」とし、「普段生活していく上でも、ボーッとしていて何をしていいかわからなくなったら、『こういうとき悟空だったら何をするんだろう』って考えちゃいます。悟空はジッとしていない人ですから、やりたいことがたくさんあるはずなので、暇になった時は特に悟空の目線で行動します(笑)」とプライベートにも影響を与えているという。

 インタビュー中、古川から「野沢さんの場合はライフワークみたいになっていますからね」と声をかけられると、野沢は「良い生き方をしています。『ドラゴンボール』や悟空と出会って、とっても幸せです」とほほ笑んだ。


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