【日本アカデミー賞】安藤サクラ、最優秀主演&助演女優賞、10年ぶりダブル受賞の快挙

4

2024年03月08日 22:38  ORICON NEWS

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ORICON NEWS

「第47回 日本アカデミー賞」最優秀主演&助演女優賞ダブル受賞をした安藤サクラ(C)日本アカデミー賞協会
 「第47回 日本アカデミー賞」授賞式が8日、東京・グランドプリンスホテル新高輪にて開催され、俳優の安藤サクラが『怪物』で最優秀主演女優賞、『ゴジラ-1.0』で最優秀助演女優賞のダブル受賞を果たした。さらに、前回、『ある男』で最優秀助演女優賞を受賞した安藤は今回のプレゼンターも務めており、自身の受賞を自ら発表する事態に思わず言葉を失っていた。

【全身カット】オーラを放ちながら笑顔でレッドカーペットに登場した優秀主演女優賞受賞者たち

 先に助演女優賞が発表された。プレゼンターの安藤は、受賞者の名前が書いてある封書を開けた途端、驚いた様子で「最優秀助演女優賞は『ゴジラ-1.0』の…」と自分の名前をはっきりと読み上げることができなかった。

 2年連続での受賞となった安藤は、「まさかの展開に声がでなくなって、すみません。すごいですね、ゴジラ。ゴジラの勢いが。私はゴジラの勢いに乗せていただいた感じですが」と言った後、「ハッ」と気合を入れて続けた。

 「私はこの映画の中でゴジラを見てもいませんし、ゴジラが来る恐怖も感じておりません。ただ、すごく皆さまがつくり出したあのすごいゴジラと皆様のお芝居でつくり出された世界観があって、近所のおばちゃんはこんな賞をいただくことができました」と、会場を和ませ、自身も笑顔になっていた。

 その後、最優秀主演女優賞の発表となり、プレゼンターを務めた岸井ゆきのから名前を呼ばれた安藤は、「本当にありがとうございます」と声を絞り出し、適切な言葉が見つからない様子。「いつも是枝監督は年齢も部署も問わず、みんなの意見を取り入れて撮影なさるんです。私たちはその場所に安心感を抱きながら撮影できる。今回は2人の主役の男の子たちとどう演じていくかを考えてやっていました。みなさんと一緒につくっている感覚が心地よい現場でした」と感謝を伝えた。

 さらに、「よっしゃ、ってリアクションできたらかっこいいんだろうな、と思いながらもなかなかそれができないんですが、お芝居もやってみたらその気持ちになれる、というのもあると思うので…」と前置きして、「よっしゃ!やった!これでゴジラの牙をまた一本抜いたけど、なんか複雑、ありがとうございます」と喜び、会場を盛り上げた。

 なお、最優秀主演女優賞と最優秀助演女優賞のダブル受賞は第37回の真木よう子以来となる。

 安藤のほかに、優秀主演女優賞は綾瀬はるか(『リボルバー・リリー』)、杉咲花(『市子』)、浜辺美波(『ゴジラ-1.0』)、吉永小百合(『こんにちは、母さん』)。優秀助演女優賞は、上戸彩(『シャイロックの子供たち』)、永野芽郁(『こんにちは、母さん』)、浜辺美波(『シン・仮面ライダー』)、松坂慶子(『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』)らが受賞した。

このニュースに関するつぶやき

  • 同じ人に何度もあげるより他にも頑張ってるのに俳優にあげて脚光を浴びせるべき
    • イイネ!0
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(3件)

ニュース設定