現代本格ミステリーの第一人者、綾辻行人(あやつじ・ゆきと)のデビュー作で、現在も続く「館」シリーズの記念すべき1作目を実写映像化したHuluオリジナル『十角館の殺人』の場面写真が解禁となった。今月22日から動画配信サービス「Hulu」で独占配信される。
【動画】『十角館の殺人』特報 本作は、奥智哉演じる江南孝明と青木崇高演じる島田潔が、死んだはずの天才建築家・中村青司(仲村トオル)から届いた告発ともとれる1通の手紙を受け取ったことをきっかけに、「死者からの手紙」の謎に迫っていくミステリー。
中村青司からの手紙を受け取った江南は、中村青司の弟・中村紅次郎(角田晃広)を訪ねた先で島田との出会いを果たす。手紙に関する江南の仮説に興味を持った島田は、江南と共に謎を追うことになり…。謎を解き明かすべく推理を重ねたり、関係者を訪ねまわったり、好奇心旺盛で推理好き、思い立ったらすぐ行動する江南と島田の絶妙な掛け合いは本作の見どころのひとつ。
場面写真は、不可解な謎に引き寄せられた2人が、互いに推理を語る場面や、謎を解明するために関係者の家を訪ねるシーンを切り取ったもの。
もともと奥は青木が出演した映画『るろうに剣心』に影響を受け、演技の世界に飛び込んだといい、本作でその青木とバディ役として初共演し、初主演という大役を見事に演じ切った。監督を務めた内片輝監督も「このコンビの笑顔は、作品の大事なスパイスであり、メインディッシュでもある」と語っている。