乃木坂46、12周年ライブで新曲サプライズ披露 センター山下美月「まさかのディスコサウンド」

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2024年03月11日 00:11  クランクイン!

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乃木坂46「12th YEAR BIRTHDAY LIVE」DAY4
 乃木坂46が7日から10日の4日間にわたり、デビュー12周年を記念するライブ「12th YEAR BIRTHDAY LIVE」を開催。4日間で全123曲を披露した。最終日となる10日の公演では、35枚目シングル「チャンスは平等」をサプライズ初披露。卒業を発表し、今作が最後の参加シングルとなる山下美月がセンターを務めた。

【写真】新曲「チャンスは平等」をサプライズ初披露 乃木坂46「12th YEAR BIRTHDAY LIVE」ライブフォト

 今回のライブでは4日間を「DAY1:2011-2014」「DAY2:2015-2017」「DAY3:2018-2020」「DAY4:2021-2024」と4つの年代に分け、その年代にリリースされたシングル、アルバムの中から厳選した楽曲をパフォーマンス。セットリストは全日程で異なった。

 開演を告げる「Overture」に続き、井上和の「さいたまスーパーアリーナ、行くぞ!」の掛け声でメンバーが姿を現すと、井上がセンターの「おひとりさま天国」でスタート。いきなりの盛り上がりを見せると、そのまま遠藤さくら、賀喜遥香ダブルセンターの「Monopoly」、久保史緒里、山下ダブルセンターの「人は夢を二度見る」と、序盤からシングル表題曲を惜しげもなく披露していく。

 最初のMCでは今回が“最後のバスラ”となる山下が「終わってほしくないなって思ってたんだけど、きのうまですてきなライブをみんなで作ることができて、きょうも無事完走させられたら」と意気込みを語り、続くブロックでは、与田祐希と筒井あやめがキュートなセーラー服姿とツインテール姿を見せた「ざぶんざざぶん」や、アンダー楽曲の中でも人気の高い「錆びたコンパス」など間髪入れずにパフォーマンス。「錆びた-」では卒業した山崎怜奈のセンターポジションを清宮レイが務め、気持ちの込もった表情を見せた。

 MCを挟んだ後は、期別曲ブロックへ。タイトル通りに会場中がクラップした3期生の「僕が手を叩く方へ」、爆発的な盛り上がりを見せた4期生の「ジャンピングジョーカーフラッシュ」、5期生にとって初の楽曲となった「絶望の一秒前」を披露。5期生はそのまま「いつの日にか、あの歌を…」と、途中からは3、4期生も合流した「17分間」も立て続けに見せ、加入から2年の活躍を物語った。

 5期生が加入後を振り返ったMCに続いた後には、ライブも中盤戦へ。卒業した先輩メンバーがセンターを務めた楽曲が続く。齋藤飛鳥がセンターだった「Wilderness world」を賀喜センターで、生田絵梨花が最後にセンターを務めた「最後のTight Hug」を久保、賀喜、奥田いろはが歌い上げる。さらに齋藤にとってのラストシングル「ここにはないもの」は遠藤を中心に特別編成で歌唱した。

■「1秒1秒すごく幸せなバースデーライブでした」


 ここからライブはいよいよ後半戦。クライマックスへ向け、「ごめんねFingers crossed」「君に叱られた」などの表題曲で会場を盛り上げていく。本編ラストの前には今回が最後のバスラ参加となる山下が自身の思いを語った。

 「1秒1秒すごく幸せなバースデーライブでした」と振り返った山下は、少し声を詰まらせながら、「私自身はこれで最後のバースデーライブになっちゃうんですけど、すごく寂しいです」と思いを明かした。そして、メンバーやスタッフへの感謝や思いを語り、「次のバースデーライブには私はいないんですけど」と話しながらも、メンバーや新たに加入する6期生への期待を込め、「これからも乃木坂46の応援をよろしくお願いします」とファンへ呼びかけた。ラストは山下がセンターを務める「僕は僕を好きになる」で本編を締めくくった。

 本編終了後もアンコールの声が止まない中、ここできょう1番のサプライズが。35枚目シングルの初披露だった。タイトルは「チャンスは平等」。披露後、センターを務めた山下は「まさかの35枚目シングル、ディスコサウンドとなっております! 皆さんと一緒に掛け声ができるところがあったりとか、覚えやすい振り付けになっているので、ライブで盛り上がってほしいと思います」と解説。明るい楽曲に「個人的には最後の参加になるので、皆さんとメンバーとも笑顔で終わることができるんじゃないかな」と思いを語った。

 サプライズの後には「他人のそら似」「好きというのはロックだぜ!」でさらに盛り上げ、ラストは「乃木坂の詩」。会場は乃木坂46カラーの紫色に染まった。

 キャプテンの梅澤美波は4日間を振り返り、「全日違うセットリスト、正直すごく過酷でした」と吐露。「でもこれが乃木坂の伝統で、私たちにとっての試練だと思います。バースデーライブは乃木坂46にとって大きな武器になります。これから先もずっと守っていきたいと思います」と力強く語り、「乃木坂46は13周年に向けて走っていきます。皆さん、これからもついてきてください!」と呼び掛け、4日間で123曲(※)、合計10時間におよぶバースデーライブの幕を閉じた。

※「乃木坂の詩」はDAY1、DAY4で披露したため、延べで数えると124曲。

 乃木坂46「12th YEAR BIRTHDAY LIVE」DAY4、3月10日公演のセットリストは以下の通り。

Overture
1.おひとりさま天国
2.Monopoly
3.人は夢を二度見る
4.価値あるもの
5.ざぶんざざぶん
6.もしも心が透明なら
7.アトノマツリ
8.命の冒涜
9.錆びたコンパス
10.悪い成分
11.思い出が止まらなくなる
12.僕が手を叩く方へ
13.ジャンピングジョーカーフラッシュ
14.絶望の一秒前
15.いつの日にか、あの歌を…
16.17分間
17.Wilderness world
18.踏んでしまった
19.Actually…
20.最後のTight Hug
21.ここにはないもの
22.誰かの肩
23.ごめんねFingers crossed
24.バンドエイド剥がすような別れ方
25.全部 夢のまま
26.君に叱られた
27.僕は僕を好きになる

EN1.チャンスは平等
EN2.他人のそら似
EN3.好きというのはロックだぜ!
EN4.乃木坂の詩

このニュースに関するつぶやき

  • この新曲の評判が大変悪いwわからない訳じゃないけど‥俺は良いと。年寄りだから『サタデーナイトフィーバー』とか『グリース』とかリアルタイム世代だもの。まあ初動がどうなるかだね。俺は好き!
    • イイネ!15
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