待ち侘びた1発! レアルでの物語を始めたアルダ・ギュレル「もっと多くのゴールを生めるように頑張る」

1

2024年03月11日 15:07  サッカーキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

サッカーキング

チームメイトに担ぎ上げられるMFギュレル [写真]=Getty Images
 レアル・マドリードのMFアルダ・ギュレルが、クラブ公式戦初ゴールを喜んだ。10日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。

 10日に行われたラ・リーガ第28節セルタ戦の後半アディショナルタイム、“トルコの至宝”に待望の瞬間が訪れた。MFフェデリコ・バルベルデのスルーパスに抜け出したギュレルは、ペナルティエリア内で飛び出してきた相手GKと1対1の局面を迎えると、ワンタッチ目で冷静に交わしてゴールに蹴り込む。MFトニ・クロースのクイックリスタートが起点となった同ゴールはダメ押しの4点目になるとともに、ギュレルにとっては、移籍後初ゴールに。『OPTA』によると、19歳14日でのゴールは、ラ・リーガにおけるトルコ国籍選手の最年少記録とのことだ。

 昨夏にフェネルバフチェから鳴り物入りで加入したものの、右膝内側半月板損傷を境に計3度の負傷に悩まされてきたギュレル。公式戦デビューが年明けのコパ・デル・レイにまでずれ込み、ここまでの公式戦9試合で93分しかプレータイムを伸ばせていなかった。

 同試合でも与えられたプレータイムは、後半アディショナルタイムを含めても5分程度。その中で、ついに初ゴールを記録したギュレルは「この華やかな雰囲気の中で得点できたのは素晴らしかった。初ゴールを決めることができてとても嬉しい。僕を応援してくれるすべての人に感謝している。もっと多くのゴールが生まれることを願っているし、それを実現させるために頑張るつもりだ」と決意。続けて「ゴールの感覚は信じられないものだった。素晴らしい試合だったし、4−0で勝利したチームを祝福しないとね。今までとても苦しいシーズンだったから、僕をサポートしてくれた人々に感謝を伝えたい。そして、今夜からはもっとハッピーなことが起きることを期待しよう」と胸中を明かしている。

 レアル・マドリードでの1年目は充実とは遠いものの、「たとえ困難な状況でも、僕にはそれを乗り越えるだけのクオリティとキャラクターがあると思う」と口にしたギュレルの物語は、まだ始まったばかり。17日の次戦オサスナ戦での活躍にも期待だ。


【ハイライト】ギュレルの初ゴールを含む4発快勝のレアル・マドリード





このニュースに関するつぶやき

  • ギュレルは、久保と機能的に重なる部分が多いので、久保の古巣復帰は遠のいたとみるべきだろう。久保はレアル復帰を第一選択にしていたと思うけど個人的にはソシエダで成長できると思う。
    • イイネ!3
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(1件)

ランキングスポーツ

前日のランキングへ

ニュース設定