和食文化の継承は先行き不安? 調査で約9割が和食好きも、作るのが好きな人は約6割

0

2024年03月12日 15:40  OVO [オーヴォ]

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

OVO [オーヴォ]

和食文化の継承は先行き不安? 調査で約9割が和食好きも、作るのが好きな人は約6割

 地元の食材で作る和食。健康にも環境にもいい食事は目指したいけれど、和食って作るのが面倒かも、というイメージがあるようだ。天然水のウォーターサーバーを提供するプレミアムウォーター(東京)が実施した、和食に関する調査によると、9割近い人が和食好きでありながら、和食を作るのが好きな人は62%だった。

 調査は子どもがいる20〜60代の725人に2月22〜27日に実施。子どもたちに最も食べさせたい料理のジャンルは、30代以上は6〜7割が和食を選んだ一方、20代は48.1%にとどまった。和食を作る頻度は、「週に3〜4日程度」が最も多く50.8%。次いで「週に1〜2日程度」(27.7%)で、「ほとんど毎日」という人は15.5%だった。和食を作ることが嫌いと回答した人に理由をたずねると、「作るのに手間がかかる」「作るのに時間がかかる」などが上位。料理を作る際に重要視することは、「料理のおいしさ」に続き、「料理の簡単さ」「手軽さ、家事負担の軽減」「時短」が上位で、やはり“手軽さ”を目指すと和食の機会が減るという関係はありそうだ。

 そこで、プロの料理人が時短で簡単にできる本格和食料理を紹介し、親子で和食の大切さを学ぶ機会をと、東京の保育園「富久ソラのこども園ちいさなうちゅう」では3月17日、1日限定の「こども料亭」が開催される。「西麻布 大竹」の大竹達也さんが考案した「一汁三菜」のレシピを子どもたちに作ってもらい、両親に日頃の感謝を込めて振る舞うという楽しくておいしい企画だ。

もっと大きな画像が見たい・画像が表示されない場合はこちら

    ニュース設定