ママ友どうしでコストコショッピングをしたことがある人は多いだろう。筆者も経験があるが、会員証を持っているママ友と数人で出かけて、一般のスーパーではあまり見ない大量のパンやお惣菜を分け合うのも楽しいものだ。
ところが、東京都に住む50代前半の女性は20年近く前、「子どもの幼稚園のママ友 」とコストコで大喧嘩をして絶縁してしまった。一体どういうことなのか。（文：篠原みつき）
「私に赤ちゃんを預けたまま買い物していて……」
女性はそのママ友について振り返り、「いつも男にも時間にもルーズで見栄っ張り」と嫌悪感をにじませながら書いている。あるとき、そんな友人と「一緒にコストコに行く約束」をした。ところが当日、
「待ち合わせ時間にまだ赤ちゃんと家にいると。まぁ仕方ない。でも、遅れる前に連絡もくれないんだ？と思っていたが我慢」
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約束の時刻に遅刻することがわかるという有り様だった。すでに怒りが湧いていただろうが、ここでは何も言わなかった。
その後、店舗に到着し買い物をしていると、またママ友に勝手な行動を取られてしまう。
「私に赤ちゃんを預けたまま買い物していて、私も見たいので他を見ていたらはぐれた。 携帯があるのに、私が携帯にかけたら、あっちは怒って電源を切っていた」
なんと自分の子どもを人に預けて店内を自由に見て回っていたらしい。そこまでならまだしも、連絡も取れない状態にされてしまった。その後はなんとか落ち合えたようだが……。
「そのあと、店で口喧嘩になり、会員証があるのが彼女のため私にその会員証を投げ捨てて『買ってくれば？』と」
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会計するには会員証が必要なため、こんな言動に出たのだろう。まさかの絵に描いたような修羅場だが、女性のほうも我慢の限界だった。
「もうこいつは、男にも、時間にもだらしないしワガママに感じて、プッツリ切れて、買い物せず家に帰った。その後、謝りの電話が来たが、話は聞いたけどムリだと言ってそのまま絶縁」
と、きっぱり縁を切ったそうだ。男性関係がだらしなかったという詳細については書いていないが、それまでも色々あっての決断だったのだろう。
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