松竹新喜劇・渋谷天外、渋谷天笑と養子縁組「とりあえず渋谷の名前と墓を守ってくれる事になり安心」

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2024年03月15日 20:57  ORICON NEWS

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(左から)渋谷天外、渋谷天笑
 松竹新喜劇の渋谷天外(69)と渋谷天笑(40)が養子縁組したことを15日、松竹が発表した。

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 天笑は2010年に入団し、天外のもとで上方喜劇の修業に励んできた。天外は「とりあえず渋谷の名前と墓を守ってくれる事になり安心しております」、天笑は「以前からお酒の席などではお聞きしておりましたが、事実となり大変ありがたく思うとともに大きな責任を感じております。これまで以上に上方喜劇に精進して参りますので、よろしくお願いいたします」とコメントした。

 2人は、5月10日〜19日に大阪松竹座で上演する『松竹新喜劇喜劇発祥120年』にそろって出演する。

■プロフィール
渋谷天外(しぶや・てんがい)
昭和52年に松竹新喜劇入団後、映像を中心に活動した時期を経て、平成3年の新生松竹新喜劇の旗揚げに参加。翌年に三代目渋谷天外を襲名し、劇団の代表を務めた。温かみのある人情家から渋い脇役など、さまざまな役柄を演じ、円熟した芸で上方喜劇を代表する存在。

渋谷天笑(しぶや・てんしょう)
平成22年に松竹新喜劇に入団し、胡蝶英治として活躍。29年に新橋演舞場『松竹新喜劇新秋公演』で三代目渋谷天外の前名である渋谷天笑の名跡を二代目として継承。劇団きっての若手二枚目俳優で、劇団以外の活動も精力的に取り組んでいる。
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